見出し画像

繊細さんに重要な上質な睡眠をとる方法

見なさんは、しっかり寝れていますか?
睡眠時間は足りていますか?

私の以前までの感覚では、「やる事が多いから寝る時間を削るしかない」でした。しかし、睡眠ってホントに削って大丈夫なのでしょうか?

今回は、睡眠時間の大切さと、上質な睡眠についてご紹介したいと思います。


繊細さんの素晴らしい能力や、ストレス改善方法などをまとめてみました。
詳しくは、こちらのHSPの画像をClick!


世界と日本の睡眠時間の比較


経済協力開発機構(OECD)が2021年に行った調査では、世界33か国の中で最下位となっており、平均睡眠時間は7時間22分となっており、先進国内1位のアメリカは8時間51分となり、その差は1時間29分にもなります。

出典:朝日デジタル


睡眠時間が少ないとどうなるの?


睡眠とは、単なる休息ではなく、体のあらゆる機能のメンテナンスや回復といった考え方のが近いと思います。

実際に、睡眠不足が引き起こす問題としては、以下のようなものがあります

  • 頭痛、めまい、耳鳴り、動悸などの不調が起こる

  • 眠気、倦怠感、集中力の低下、判断力の低下、注意力の低下などの症状が現れる

  • ストレスホルモンの分泌が増加し、ネガティブな感情を引き起こす

  • 不眠症やうつ病などを発症しやすくなる

  • 免疫機能が低下して感染症にかかりやすくなる

  • 生活習慣病を進行させたり、肥満のリスクを高めたりする

  • 脳溢血や心筋梗塞など脳・心臓疾患のリスクが増える

  • 認知症を引き起こすリスクが高まる

この様に、多くの問題が出てしまいます。

また、睡眠不足は自律神経のバランスが崩れ、ホルモンの分泌が乱れる事も研究で分かってきています。
そんな睡眠不足が続くと、食欲を抑制するレプチンというホルモンの分泌が減少する一方、食欲を高めるグレリンというホルモンが増えるため、肥満になりやすく、生活習慣病のリスクも高まります。


日本の現在のマインド


日本では、戦後から近年までおかしな現象が起きていました。
それが、長時間働く事が当たり前という文化です。

会社では、長時間労働が常態化し、企業は残業が当たり前といった文化が根付いており、中にはサービス残業の常態化なんて事までありました。

これでは、帰宅後に家事を行う時間が少なくなり、睡眠時間を削るしか方法が無いのも納得できます。

そこで、近年では働き方改革が進み、法改正も行われ改善がすすめられています…ですが、実態はどうでしょう?
先程のデータによると、2021年のOECDのデータでは未だに最下位の睡眠時間となっており、ほぼ改善されていないのが事実です。

睡眠時間はなぜ伸びないのか?



近年の働き方改革で改善されるはずなのに、なぜ未だに睡眠時間が短いのか?…それは、今までに構築されてしまった生活リズムや、日常生活の変化働き方の多様性などや、大半の企業では働き方改革が行われていないといった現象もあります。

構築されてしまった生活リズム

人間は本能的に変化を恐れる傾向があります。
その中で、急に睡眠時間を増やしてしまう事への不安や、今までの生活時間の急な変化に不安を感じてしまします。その為、時間の変化が起こっても変化への恐怖から、今までの生活を続けてしまう傾向があります。

日常生活への変化(近代化)

ここ30年の時代の変化はかなり加速的な物があり、固定電話しかなかった時代から、今では携帯電話になり、インターネットや動画コンテンツも増えてきました。
その中には娯楽の変化もあります。
当時の娯楽と言えば、テレビなどがメインでしたが、現代ではSNSや動画の視聴やオンラインゲームなどがあり、これらが手軽に楽しめる事で空き時間の楽しみ方が増えているのも原因です。

働き方の多様性

この言葉からは、いい事のように感じ取れますが、実際は、少し違った意味もあります。
特に日本では、税金がとめどなく増え続けている状態なのに賃金上昇率は変わらない…増して近年の物価上昇の影響により個人の収益は悪化してしまいました。
そこに来て、雇用の安定もなくなり、定年延長などが行われたことで、個人に不安が生じた為、副業を行う人が増え、労働時間が長くなっているのが影響しています。

働き方改革の実態

多くの大企業では働き方改革が行われ、労働時間の見直しがされていますが、日本の大企業数は約0.3%で、およそ1.2万社であり、大企業以外の中小企業は約99.7%で、およそ419.8万社となっています。
※中小企業庁調べ

出典:日本経済新聞

このデータからも解るように、ほとんどの企業が中小企業となり、その大半は完全に改革が行えなかったり、変化に対応出来ていないのが現状です。
これには人口減少による労働者の減少や、そもそも従業員を増やせる資金が無い、もしくは増やすことが出来ない企業が多くあります。

私たちに出来る対策


では、どうしたら睡眠時間を改善できるのかというと、1日のタスク(予定)を睡眠時間を中心に考える事が1つの手段だと思います。

あなたが1日の予定を考える際に、睡眠時間を一番最初に確保し、残りの時間を仕事や家事に振り分けていきましょう。
「全然足りないし出来るわけないよー」と言われるかもしれませんが、実際に行った事がある人は少ないと思います。

1年は365日あるので、その中の1日を実験に使用してもそこまでの影響はないと思いますし、それで価値ある結果が出たのなら儲けものです。
もちろん、出来なかった場合のが多いかもしれませんが、どうやったらできるかを考えて行動する事で、将来的に何時間もの自由時間を手に入れる事が出来るし、時間給で考えればかなりの収入になります。
一度チャレンジしてみたはいかがでしょうか?

【おすすめ商品 PR】

また、上質な睡眠環境を整える上で必要な方法についてはこちらにまとめてみましたので、参考にしてください。


いいなと思ったら応援しよう!

funa@HSPコーチング
この記事が少しでもあなたの為になれたなら、お気持ちをお願いします🙇