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目的?それ手段じゃね? ~目標設定の落とし穴~
はい、34本目の投稿です。よろしくお願いします!
みなさん、突然ですが質問です。
「あなたの会社での目標は何?」
って聞かれたら、何て答えますか?
「売上を上げること!」
「新規顧客を獲得すること!」
「業務効率を改善すること!」
...こんな感じでしょうか?
でも、ちょっと待って。
これって本当に「目的」なのかな?
もしかして、「手段」を「目的」と勘違いしてない?
よくありがちなのが、手段と目的を履き違えちゃうこと。
「手段と目的を履き違えるな!」
なんて偉そうに言っても、
正直ピンとこないですよね。
じゃあ、どうすればいいの?
実は、たった3つの質問で
目標のすり合わせができちゃうんです。
目的は何ですか?
成果物は何ですか?
成功基準は何ですか?
この3つを、チームみんなで考えてみる。
そうすると、意外と「あれ?」ってなることが多いんです。
例えば、「売上を上げること」が目標だと思っていた人が
実は「お客様の満足度を高めること」
が本当の目的だったと気づいたり。
「新規顧客を獲得すること」が目標だと思っていた人が
「既存顧客との関係を深めること」
が実は重要だったと気づいたり。「
業務効率を改善すること」が目標だと思っていた人が
「社員の働きがいを高めること」
が本当の目的だったと気づいたり。
こういう「気づき」って、めちゃくちゃ大切なんです。
なぜなら、目的と手段を取り違えると、
とんでもない方向に進んじゃうことがあるから。
例えば、売上至上主義で
顧客満足度を無視したら
短期的には売上が上がっても長期的には顧客を失うかも。
新規顧客獲得に必死になりすぎて
既存顧客をないがしろにしたら
結局顧客総数が減っちゃうかも。
業務効率化ばかり追求して
社員の働きがいを無視したら
優秀な人材が流出しちゃうかも。
だから、本当の目的を見失わないことが大切なんです。
そして、もう一つ大切なこと。
それは、マネジメントの役割です。
結果に文句を言うのは簡単。でも、それじゃあダメなんです。
マネジメントの本当の仕事は、結果を出すために支援すること。
「なんで目標達成できなかったの?」じゃなくて、
「目標達成のために何か手伝えることある?」
この姿勢の違い、めちゃくちゃ大きいんです。
まとめ
目標設定って、意外と難しい。でも、
「目的は何?」
「成果物は何?」
「成功基準は何?」
この3つを意識するだけで、ぐっと的確になります。
そして、目的と手段を取り違えないこと。
本当に大切なのは何か、常に考える。
それが、長期的な成功につながるんです。
最後に、マネジメントの皆さん。結果に文句を言うんじゃなく、結果を出すための支援をしましょう。
それが本当のリーダーシップです。
みなさんの会社や職場では、目標設定どうしてます?
もしかして、手段と目的を取り違えてない?
ちょっと立ち止まって考えてみる、そんな機会になればいいなと思います。