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言 葉             【音楽イラスト&エッセイ】

 その歌はイントロなしで唐突に始まり 
 アウトロなしで唐突に終わる

    『言葉』(1978年)
     詞 : 松本隆  曲 : 吉田拓郎
 (イヤホンの装着をお薦めします)

 飾り立てる言葉や伴奏を
 削ぎ落とせるだけ削ぎ落としたあとに残されるものは

「愛してる」という言葉の重さ

 それはどこか葬送曲レクイエムにも似て…

『レクイエム』1
ペン、透明水彩、(F4)



『レクイエム』2



『レクイエム』3



『レクイエム』4


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 音楽から流れ出るイメージを絵に変換するという試みを最初に始めたのは、「色の魔術師」と呼ばれた画家のラウル・デュフィ(1877年〜1953年、フランス)だ。

『モーツァルトへの賛歌』
『ドビュッシーへのオマージュ』


 日本ではイラストレイターの堀内誠一と詩人の谷川俊太郎がそのコンセプトを受け継いだ共著を成している。


 そんな先人たちの試みを通して、僕は《》と《音楽》と《文芸》の三つをコラボさせて一つの世界を味わうことの楽しさと奥深さを学んだ。

 実は、僕のnoteの記事はそういうコンセプトのもとに綴られている。
(まともに読んでくれている人なんてほとんどいないのだけど…:⁠^⁠)



※ 次回投稿予定
 12月4日(水曜)午前7時頃