何もする気になれないぐらい弱ってる人に勧められそうな本。
「眠れぬ夜はケーキを焼いて。」
漫画に絵本のエッセンスがちょっと入ってる気がする本です。タイトル通り、眠れなかったり、体調の不安定などが原因で昼夜逆転しがちな人の日常を描いた話(だったはず、解釈違いだったらごめんなさい。)。
駄文ですが、海に小石を投げるつもりで少数意見を投げ込んでみました。
やや、鬱系の話です。
他の人のようにできなくて、憂鬱になるシーンもあるから鬱でいいのかな?とかそんな感じに書いてます。
まあまあ、長文なのでいつも以上にまとまってないかもです。
社会の一般を考えるのがしんどい。
前置き
一般的な人って、おとなになったら週五、四十時間以上働いて、朝きちんと起きて、夜きちんと寝てないと駄目。みたいな圧がすごくあって、それ以外の人はダメなやつなみたいな空気がすごくあります。学校や社会でもそんな感じに感じる時は多かったです。
これも同調圧力なのか。
(仕事が不安定な人も一部そうなのかもしれない。大成功するまでは、成功し続けなければ後ろ指をさされる。家族の反対を押し切ってとかだと、さらに居場所がない。頼れる人がいたらべつだろうけど、)
成功できなかった人が、悪いふうにどうなったのかも情報が入ってくる分、不安定な足場に立っているプレッシャーとか、年齢的なプレッシャーとかにあおられるのとかも、体調を崩す原因なのだと思います。
こんな上のような例でなくても、他の人が普通にできていることが、難しい、できるはずのことができない、出来るように他の人より努力して自分を追い込んで、なんとか普通を装うために、頑張りすぎてオーバーフローした心と体を抱えて、すぐに回復は無理です。
(例えば、障害を持っているとか、そのグレーゾーンとか、家族から過度な期待をかけられたせいで頑張りすぎたとか、合わない環境やブラックな職場でぼろぼろになって病気を発症したとか、状態が悪化したとかも、全部です。私が、思いつかなかった例もあると思うのでなかったら、ごめんなさい。)
本当に状態が悪い時は
日の当たるところで歩いてるらしい人の話がつらいので、世間の話も、重いところから回復した話もただ負担になります。
本の内容について
だから、現在進行系で世間一般のちゃんとしている人でない話を暗くなりすぎず、明るく笑い飛ばすようなテイストでもなく読めるのはすごくありがたいです。 しんどすぎる時は、感情の変化を無理に与えられるものつらいです。そうゆう本は非当事者向けにかかれている部分が大きいのかもしれない。暗いと余計に落ちていくし、明るく笑い飛ばされているのもデスられてるような、笑いの食い物にされてるような忌避感があります。(それが本の作者なりの処世術や対処法だったのかもしれませんが、受け付けない状況の人も存在するようです。)
本人の段階に分けた本が少ない
鬱系の本となると、「〜〜。こうして私(彼・彼女や達)は社会へ戻って元気にやってる。」で終わる話が多いのですが、全く全然元気がなくて死にそうな状態が続いて、ちっとも元気になれそうにない状況が続いている人は、逆にそうゆう本はつらいです。とにかく、一日、一日小さくても達成感を得て生きているみたいな本が有ってもいいと思います。そんな感じの本が出版されてよかったです。(だって、〇年間引きこもってたとか、治るのにかかったとか書いてあっても、早くなおさないととあせってる人にはなんのなぐさめにもならないし、年数によっては余計に追い込まれるかもしれない。)大抵、誰かや、子供の頃の常識とかと、比べることによって鬱が悪化している人が多いと感じています。
お菓子などのレシピがついている
スコーンしか作ってないですが、美味しかったです。
(食べたい物を作るので十分。私の選択基準はすぐ食べきらなくて良さそうだったから、気負わされすぎなくていい。)
筆者の感想
人と同じようにできなくなった、何かしら壊れてしまっても、生きてるのがリハビリなのかもしれない。
誰かのただ今日を生きている。一般的な生活から外れているようでも、何らかの達成感を感じて少しづつでも生きている。
とりあえずだとしても、それだけでも良いような気持にさせてくれる本でした。
周りはせっつかないでほしい
そんなにすぐにみんなが、回復できる方法もないし、「どうしろって話だよ。」とか、元気に社会の歯車にやれてる人は怒ってきそうだから、当人も相談しにくいです。
というか、大抵落ち込んでいるとき本人が一番気にしています。
だから、個人的に回復した人の本とか、鬱からすぐ回復できるみたいな本を当人にすすめて読ませるのとかは、逆効果になることもあるかもしれないとか、少しだけ頭の片隅に入れておいてほしいです。
脱線な表紙の心配
電子書籍の表紙をスクリーンショットして、部分的に記事の画面にするのはアウトなのかセーフなのか? 関連記事とか、おすすめの本とかの記事のとして書くには表紙どうなんですかね。
生活費の足しにさせていただきます。