携帯機器もパソコンもゲーム機も使用年数を延ばせば、環境問題が縮む
結論
近年は、携帯機器やパソコンの買い替え頻度がとても短くなっている。
金銭的にもつらいですが、環境的にもその分負荷がかかってることになっている。
機種変更につぐ機種変更
かっての2000年代前半あたりまでの話
かつての携帯電話として主流だったガラケーは、使おうと思えば十年以上使えましたし、ゲームボーイアドバンスもカラー版後もしばらく新しいソフトで遊べたようです。
買い替え強要するかのような使用不可
しかし、近年はスマホやパソコン本体のバージョンアップとかで5年も使えなくなって、その分買い替えをせまられています。
買い替え後、前の本体は処分することになるわけですが、買い替えの頻度が高いということは処分の頻度も高いということになります。
環境負荷のサイクル
たくさん作る
頻繁に機種変更
処分頻度が上がる
処分や貴金属等の再利用のための労力や、再利用の際の環境負荷の増える
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(作るときや破棄するとき、精密機械系は人体や環境によくない物質が発生することがある。)
長く大切に使うことが環境保全になる。
近年、環境負荷緩和のためにスマホや携帯電子機器の充電コードが一本化したようですが、電子機器本体の方も見直されてほしいです。
SDGsの概念からの見直し
もし、世界の人に教育や一定の生活を与えることを求めるのならば、当然多くの人が電子機器に触れる生活になることでしょう。
しかし、高い頻度の買い替えが強要されると、再利用しきれない資源や処分しきれないゴミで溢れてしまいます。
国によっては、処分方法の安全性があまり高くない国もあることを考えると、それらの国の安全基準が見直されるまでの間に、安全ではない処理がされる機械類が増えたり、廃棄待ちの状態が長くなり、風化や劣化で正しい廃棄を行う前に悪影響を及ぼす物質が流れ出るリスクも上がるのではないだろうか。
個人的には、破棄に回された電化製品が増えるほど、処分場やリサイクル工場の容量越えの処分品が持ち込まれ、あまり詳しくない職員のミスで保存方法に問題があり、有害物質が流れ出る恐れもないとは言えないと思います。
長く使えることによって、廃棄に回る分が減ることは、電化製品を安全に廃棄あるいは、リサイクルし損なうリスクを減らせるはずです。
生活費の足しにさせていただきます。