山田せんべいと障がい者就労継続支援B型事業所【菓子工房じょぶ】
岩手県下閉伊郡山田町にある「菓子工房じょぶ」では障がい者支援と地域の伝統菓子山田せんべいを使った取り組みについて紹介していきます。
【山田せんべいとは?】
山田せんべいの歴史は古く,江戸時代山田町がまだ南部藩の領地だった頃にとある団子屋の老婆の枕元に現れた不動明王から「米粉、胡麻を混ぜて飢餓に備えよ」とお告げがあった。老婆は言われた通りにうるち米を薄くのばし乾燥させた物をせんべいとして売った所大好評であった。以降山田せんべいは現在まで伝統として引き継がれてきている。
【障がい者継続支援B型事業所とは?】
障がい者継続支援B型事務所とは、障害者総合支援法に基づく福祉サービスを行っている事務所のこと。障がい者継続支援には2種類あり、一つは契約書を結んで行うA型支援。もう一つは契約書を結ばずに行うB型支援。この2つの違いは「雇用契約書の有無」と「年齢制限の有無」です。A型では、企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して使用されB型では、企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が困難である者に対して使用されます。今回紹介する「菓子工房じょぶ」ではB型障がい者継続支援が使用されています。
【菓子工房じょぶ】ができた経緯
岩手県山田町にある、飲食店【釜揚げ屋】がうどん事業に専念するために、山田せんべい類、山田ひゅうずの取り扱いを終了することになってしまった。 そこで、名乗りを上げたのが、株式会社ジョブ・パートナーであった。元々ジョブ・パートナーでは、老人ホームの運営を行っており、岩手県山田町に障がい者就労施設が一つしかないことを受けて社会福祉の一環として、山田せんべいと障がい者就労支援施設を組み合わせた「菓子工房じょぶ」が誕生しました。菓子工房じょぶでは、障がい者支援利用者が商品の製造作業を行い支援従業員の方々が販売を行っており、労継続支援利用者の社会参加の機会増加と支援を目的としている。
【菓子工房じょぶの目標】
菓子工房じょぶでは、障がい者継続支援利用者の社会参加の機会増加と支援の他に山田せんべいの知名度向上、山田町のお土産といったら山田せんべいとなれるように取り組んでます。現在は、釜揚げ屋時代からお世話になっている道の駅やスーパーなどで取り扱ってもらっているが、まだ数が少なく知名度の向上のためにさらなる拡大を目指しています。
【取り扱っている商品】
山田生せんべい3枚 230円 山田揚げせんべい50g 270円
山田せんべい餅8個 300円 山田ひゅうず8個 350円
アイスドック1個 450円
【菓子工房じょぶまでの行き方がた】
陸中山田駅から車で1分 陸中山田駅から歩いて6分(500m)
道の駅山田から車で5分(3.5キロ)
住所:028-1343 岩手県下閉伊郡山田町境田町9-41
電話番号:0193-65-8333
営業時間:10:00~17:00 定休日:月曜日 駐車場:あり(2台)
【URL】引用
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