47歳、はじめての転職_045_『書類選考に通過しなくて良かった』と思えたら、その先は明るい
書類選考を出しても出しても、通過しない時ってありますか?私はありました。なかなか通過しない。そんな場合、1次面接を受ける事が何だかゴールと錯覚さえしてくるくらいに追い詰められます。
やみくもに応募を出す事にはあんまり賛成はしないです。でも1次面接の機会をとりあえず増やして慣れておく為に、とりあえず片っ端から応募して1次面接の場慣れをすると明確に目的があれば賛成です。でも大抵、志望していない企業の面接を受けても得るものはあまり無いと思っています。自分の悪いところばかりが何故か出てきます。また、やみくもに応募すると自分の軸がぶれてくる危険性があるのです。面接で一体何を話しているのかわからなくなる。面接していても、別の事を考える自分がいたりして。そうなってくると、本当に就職したい企業の応募案件が目の前に来た時に、自分の本当の軸がぶれてしまっているので、せっかくの応募案件を見落としてしまう事にもなりかねません。
自分を客観視するには余裕が必要なんですが、段々追い込まれてくる。会社退職してから転職活動を開始して、こんな状態になるとさらに追い込まれます。(退職してから転職活動するのは反対で、就業中の転職活動をする派です)
1次面接の最中に「あれ?少しフィーリングが合わない?」と思う事もあるでしょう。その時に「何か違和感あるな。でもとにかく今は面接は突破したい。」と考えている内は、仮に面接を通過して内定もらっても転職活動の成功ではないと思います。そんな状況だと入社後、何か会社と合わない場面に遭遇した時「やっぱりあの時の想いは現実化した・・・」とネガティブになるんです。きちんと自分軸と会社と整合している事を確認して入社していたら同じ状況になったとしても『やっぱり』とは思わないはずです。
「あれ?少しフィーリングが合わない?」と思い、面接を続けて終了。その後、不採用通知が来たら安心できるかどうか。「あの時の感覚は正しかった。これでもし入社していたら、その後苦しんだはずだ。面接時に分かって良かった。入社しなくて良かった。」と思える状況であれば、ご自身の軸がしっかりあり余裕が出来ている証拠だと思います。内定・採用となっていない状況はしんどいかもしれませんが、採用となった後に入社後に悩む事は少ないはずです。
転職活動中に苦しみ、転職後は苦しまないか、
転職活動中に苦しまず、転職後に苦しむか。
転職活動も長いですが、入社して働く時間の方がもっと長い。「自分を成長させたい」っていう人は多いですが、やっぱりどちらの環境下で成長する方がいいのかを考えると、答えは一つだと思います。ご参考になれば幸いです。