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『それって誰が出来るの?』→自分がやってやろうというマインドセットを持つ事
社員の人数が足りてないと思われる会社で新しいプロジェクトが発足した時、『それって誰が出来るの?』という場面が多くあります。各担当を決める時とか。
ここでのマインドセットって結構大事。
誰が出来るかを一生懸命に探す人。
やってくれる人を探す人。
やってくれる人を社外から探す人。
上司と相談する人。
こんな風に考える人いますね。
選択肢を持って色々やる人、素晴らしいです。
でも、これ実は選択肢としては一択のみです。
『自分以外の誰かをアサインすること』という意味では、何通りもある選択肢のように見えて、実はひとつだけの選択肢なのです。
『自分自身がやる』って言う選択肢が無いのは残念。ベンチャー企業だったら、「それじゃ、自分がやります」と手をあげたらいい。
この思考回路が無い人が結構居てる。それを指摘すると、大抵抵抗する。『そうか、なるほどね』という人は最初から自分自身がやる事をどこかで感じているから納得されます。全てが全て自分自身でやる事が良いとは思わないけれど、業務分掌に書いてない事は、取りにいって経験積んでもいいんじゃないとは思います。
J-SOXでいうと、業務フローの作成はまさにここにあたります。業務と業務の繋ぎのところは、お互いの部署がよく分からないです、というケースが多いです。(業務目的が現場で共有されていないから)
こんな時に内部監査人はどうしますか?私なんかは、自分自身で業務フロー作って業務部門に確認してもらいます。もちろん、それはお作法的には良くは無いことは知ってます。内部監査人には『こうあるべき』を強く出す方がいます。動的でないというか。少しずつ階段を登るように改善していく。その途中の過程での一時的な現象を静的に捉える方は、業務部門とのコミュニケーションという意味では苦労されるでしょう。
経験値の不足感が原因で転職を考える人も多いと思います。一方で、どんなマインドセットで経験値を取りに行ってるか、客観的に見てみてもいいかもしれません。結構、職場にはおちてますよ。経験値。ご参考になれば幸いです。
迷って時には、この言葉を思い出します。
「この道を行けばどうなるものか/危ぶむなかれ/危ぶめば道はなし/踏み出せばその一足が道となり/その一足が道となる/迷わず行けよ/行けばわかるさ」