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レナード・スラットキン指揮 東京都交響楽団 ピアノ:清塚信也!鹿児島公演に行ってきました🌸

目の前に広がる雄大な活火山の桜島!鹿児島の川商ホールから見る絶景は格別なものです。
 前回、訪れた際は強風で寒くて薄着を後悔しましたが…今回はめっちゃ、あったかくて冬装備を後悔するハメに(笑)思うようにはいかない気候です。

今年始めのコンサートを清塚さんのピアノと都響の響きで迎える嬉しさに心が躍りまくります!なんてゴージャス✨
 都響といえば、セカンドヴァイオリンに山本翔平さん、チェロセクションに長谷部一郎さん、コンマスには山本友重さんが在籍!運が良ければ一緒に観れるし聴けると期待が膨らみっぱなしでした💗

クラシックピアニスト清塚信也さんのオーラがスッゲー🔥

編曲・作曲にテレビ出演にラジオ番組のパーソナリティーと多方面で活躍する清塚さん。そのエネルギーの素になっているのは確かな技術とクラシック音楽への深い理解と熱い想いです。
それは、まったくクラシックなど聞いてこなかった人々を一瞬にして魅了してしまう強力な力を持っています…時には私のように、体調不良が治るほど😊
 颯爽と現れたピアニストは、グリーグの印象的なフレーズをパワフルに神々しさを纏った美しさで演奏を始めました。スゴイです!
華やかさとは違った、圧倒的な存在を表現した音といったらいいのでしょうか…何かが迫ってくるような響き。異世界への扉が開くような瞬間でした。生で聴くって、ほんとにいいですね💖
アンコールは、アルバム「Transcription」に収録されているロンドカプリチオーソで、ぐっと観客を引きつけて第一部を終了しました。
鳴り止まない拍手に、マエストロのレナード・スラットキンさんと一緒に何度も応えていらした…名演奏を称える拍手は聴いて心地よい気分です💗

清塚さんのインスタより



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山本翔平さんを初めて拝見!超ハンサムでした💕

グリーグの演奏の時には、コンチェルトですので、ピアノがドドンと真ん中に鎮座しております。座っている席からは、ちょうどピアノの脚の間から、山本翔平さんを見つめる事になりました😆
麗しいセカンドヴァイオリン〜♪そして超ハンサム!インスタで見るより、断然カッコいい💕
やわらかな手首から繰り出される、ゆったりとしたボーイングは、無駄がなくて動きに余裕がある佇まい。繊細さを要求される微弱な音を発音させる時の細かな動き、ふわっと匂い立つようなフレーズの時には、キュッと口を結びながら弓をアップさせるなど、清塚さんのYouTubeで拝見した翔平さんならではの表現が存在していました。
 一流のヴァイオリニストは、オーケストラでの演奏の時でも、その音楽性が個性として浮き上がるようです!いったいどれだけ鍛錬を積んでこられたんでしょうか…その美音に感謝します💙

山本翔平さんのインスタより

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チェロセクションに長谷部一郎さん発見!!

今回の楽しみのひとつ!チェリストの確認です😆どなたがいらっしゃるかな〜とおもっていたら、なんと長谷部一郎さんが登場!プリモ芸術工房の配信でしか演奏を聴いたことがなく、いつか生で聴けないかなと願っておりました。
思わず、「長谷部さんだ!」とわりと大きめの声で呟いてしまい、少々慌ててしました(笑)オーケストラで演奏する曲の準備から本番まで、丁寧な描写で綴るX(エックス)のファンです。美術館めぐりや書籍の紹介など、音楽家の日常がシンプルな文章で記録されています。ぜひ、フォローしてみてください💕年に一度、プリモ芸術工房で、ソロコンサートも開催されています。こちらは、配信チケットもございますので、超おすすめです!

長谷部一郎さんのXより

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コンサートマスターは、多才な才能を持っ山本友重さん!

都響のコンマス山本友重さんを拝見できるとは、年始からツイてます😌
お兄様は、チェロの名手で、東京音大の教授であり京都市交響楽団の特別チェロ首席を務める山本裕康さん!その裕康さんのコンサートを配信で聴いていた時に、「鳥の歌」を印象に残る編曲をされていたのが、山本友重さんでした。作曲されている曲も多数あるそうで、凄い才能だなと思っていたら、なんと都響のコンマスという事が後から分かりびっくりしました😳兄弟共に才能あふれる音楽家だなんて、驚き2倍です!清塚さんも、作曲・編曲をされているピアニスト。音楽に対してクラシック音楽という軸を持ちながら、新しい音楽を作る2人の共演は、たくさんの人達に感動を与えてくれました。今回の公演は、直前で指揮者の交代があったりと大変な状況だったと察します。シベリウスの演奏後に花が咲くような表情のコンマスは、だれよりも頼もしく映りました。

清塚信也さんのインスタより

レナード・スラットキン指揮 東京都交響楽団の輝き✨

マエストロのチャーミングな笑顔にコロッとヤラれてしまいました😆暗譜で指揮するシベリウスの交響曲第2番は、それはそれはカッコよかったです!明朗快活でエネルギッシュな音楽に出会えました。
また、会えるといいなぁと願ってます💕

グリーグ ピアノ協奏曲イ短調op.16はダイナミックな景色

印象的なフレーズで知られるコンチェルトをオケで聴くのは初めてです。ピアノの強烈な一打は、まるで雪に覆われた高くて険しい山々を思わせます。吹雪の中にそびえ立つ白い山脈、人を寄せつけない神秘さが漂う第1楽章。その世界観にのめり込んでいきます!
第2楽章になると、その嵐が止み、白い世界に広がる青空を思わせる響き…楽章が進むにつれて、太陽の光が強くなり凍えた世界に次第に色彩が戻ってくる感覚がしました。氷は水に変わり、黒ぐろとした針葉樹の間を縫うように大河となり大地を潤す…ダイナミックで変化が激しいコンチェルトをソリストとオーケストラが紡いでゆく。素晴らしい演奏でした!

シベリウス 交響曲第2番ニ長調op.43 ピッチカートの美しさは極上

そうです!ピッチカートは大好物なのです😆弦楽器のもつ魅力が詰まったピッチカートの祭りでした💖
深みのある音の響きは、コントラバスとチェロがその低音を受け持ち、ヴァイオリンが華やかな輝きを付け加える…豊かな音のビオラが重なると、黄金のスープのような仕上がりに!!ヤバいなこれ!なんだか楽器同士が会話しているような音楽じゃない〜と、目を輝かせておりました💗
特に、第4楽章の繊細さと爆発的な音圧には熱狂です!なんて美しいの‼️とうるうるしてました。心を鼓舞するというのか、眠っていた感情が揺さぶられるような演奏に、いつまでも拍手を贈っていました。

アンコールはチャイコフスキー 弦楽セレナーデハ長調op.48よりワルツ

砂糖菓子のお人形のように、可愛らしい音色に包まれました💘ワルツの明るい雰囲気、魅惑のテンポに華やぎましたよ〜💖厳しくも雄大な自然の移ろいを表現したようなグリーグとシベリウス…その後のチャイコフスキーのワルツが来たら、そりゃもう春みたいな気持ちになります。
コンマスの高音が胸に飛び込んでくるような美しさ!とんでもない贅沢を体験させていただきました。

自由で伸び伸びしながらも、シンプルに分かりやすく訴えかけてくる音色✨こんなにも心が晴れやかになるオーケストラって素晴らしい東京都交響楽団です💙

【マエストロ レナード・スラットキンさんのプロフィール】

https://www.kajimotomusic.com/artists-projects/leonard-slatkin/


東京都交響楽団の公式サイトで、チケットと公演情報をゲットできます!

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https://x.com/TMSOnews?t=E3fP4Hgn4IsV0epfzFmtQg&s=09

東京都交響楽団はTVerでも見れます!

 


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