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セブンステップスの後の声かけ

 月・火曜は学校教育の話です。この頃、1年生の初期指導の話をしていますが、今回もソレです。
 1年生の最初の音楽で、「セブンステップス」を行った事があります。英語の歌で、「one、two、three、four、five、six、seven ♪、one、two、three、four、five、six、seven ♪、one、two、three、one、two、three、one、two、three、four、five、six、seven ♪ 」と歌っていきます。ネットで調べると直ぐ出てきますので、興味のある方は調べてみてください。
 この歌、ただ歌っても、そんなに面白くはありません。
 でも、単純なメロディとイイ感じのテンポなので、振り付けを入れて歌うと盛り上がります。
 様々なパターンがあるのですが、私のよく行うのは次のパターンです。

1.左手を前に出し、「one」と言いながら右手で左手のひらをタッチ。
2.「two」と言いながら右手で左肘の内側をタッチ。
3.「three」と言いながら右手で左肩をタッチ。
4.右手を左肩に置いたまま、「four」と言いながら左手で頭をタッチ。
5.右手を前に伸ばし、「five」と言いながら左手で右肩をタッチ。
6.「six」と言いながら、左手で右肘の内側をタッチ。
7.「seven」と言いながら、左手で右手のひらをタッチ。
  ※右手から始める場合。左手から始める場合は手を逆にします。

 これでワンセット。後は、歌に合わせて繰り返すだけです。とっても単純ですが、1年生には難しくて、「出来ないよ~」と言う子がいます。
 そこで、何回か練習が必要です。
 私は、まず超スローで歌いながら行わせます。「o~n~e」だけで2~3秒くらいの超スローです。これだと、よっぽどの事がない限り全員が動きについてこられます。「遅すぎて、かえってやりにくい」と言う子もいますが、頑張って練習してもらいます。
 この後は、1秒くらいずつテンポを上げていき、最後は普通のスピードで行います。それが出来たら、「じゃ、音楽に合わせてやってみよう」と言って行います。散々練習しているので、大半の子が楽しく行う事が出来ます。
 ここで最後に言う訳です。「最初は出来なかったのに、何度も練習したら出来る様になったね。これからも、いっぱい練習して、出来る事を増やしていこうね」と。
 思ったより、頷きながら聞いてくれる子が多いです。

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