【遊びの記録】4歳&1歳と三世代香港ディズニー③~パーク編
11月に、長女さん誕生日シーズンに合わせて香港ディズニーランドに三世代旅行に行ってきました!
今回はメインイベントのディズニーランドについてです。パークには、2デーパスを利用して、到着の翌日である2日目と、一日挟んで4日目の計2日間行きました。
とりあえずのざっくり注意点を確認したい方は注意点まとめメモへどうぞ。
今回の旅行メンバー&ナガタ家基本情報
4歳長女さん、1歳次女ちゃん、夫、妻(私)と、母方のじじばば(私の両親)の6名での三世代旅行
DVC(Disney Vacation Club)メンバーにつき、ホテルはDVCのポイントを利用
長女さんは私の布教活動により、ディズニーもプリンセスも大好き
神奈川在住、夫婦は平日勤務のフルタイム共働き
じじばばは、海外含めてめちゃ旅行慣れしている
開園が遅めなので、朝は割とのんびり
季節によるとは思いますが、今回の訪問時、パーク開園時間は10時。
うん、東京ディズニーランドの感覚だと、だいぶゆっくりですね。そして、東京と違って早く並んで、早く入園して、早くなんちゃらパスをゲットせねば!ということは一切ないので、10時めがけていっても全然問題ありません。
1日目は、前日のホテル到着が23時過ぎで、子どもたちも就寝は(風呂と興奮状態により)午前1時ごろだったので、行くべきか迷ったのですが、まぁ10時に行くなら大丈夫か、という気楽さがありました。(というより、いよいよ来て興奮している長女さんなのに、1日パークをおあずけするのは無理でした)
一応、1時間早く入れるパスがありまして、為替にもよりますが一人4,000円ぐらい。値段はまぁこんなもんかって感じですが、10時から入っても別に並ばずに十分遊べるので、東京と違って早く入る価値はそこまでない気がします。というわけで、我が家は採用しませんでした。
ホテルからパークまではシャトルバス
今回はオフィシャルホテルであるディズニーエクスプローラーズロッジに宿泊しているため、10~15分おきにパークとホテルを巡回しているシャトルバスでの移動です。
さすがにパークの開園時間前の9時台は並ぶので、1本はやり過ごすイメージですかね。とはいえ、その時間は本数も多いので、めっちゃ早く並んどかなきゃってほどではありません。全てがゆったり。
このバスがね、子連れベビーカー持ち世帯には当たりはずれがありまして…
いわゆるリムジンバスタイプ(長距離バスの形)のやつと、市街を走る路線バスのような(相応に立って乗るスペースがある)タイプどちらもあるんです。
後者であれば、ベビーカーは畳まずそのまま乗れるんですが、前者は、畳んで荷物収納場所にしまう(または席に持ち込む)必要があるんですよね。
畳むってことは、下に入れていた荷物とかも全部出して、もちろんまだ歩けない赤子も抱っこする必要があるわけで、それなりに人の列が続くなかでバタバタするあの焦る感じ…(特に帰りだと、なんか細々したおもちゃとかシールとか食べかけのお菓子とかいろいろ入ってるよー!もー!という感じ)
というわけで、リムジンバスタイプだと、ベビーカー必要世代には、完全にはずれです。
両方のタイプがあると認識できてからは、どうかそのまま乗れる方!と祈って待っておりました。(4回乗ったうちの2回あたり、2回はずれでした)
やってきました香港ディズニーランド!
バスを降りてから、そこそこ歩きます。舞浜駅からディズニーランドぐらいですかね。
そこで悟ります。あ、これ、かなり暑いわ。相当汗かくわ。
というわけで、香港ディズニーでの注意ポイントめも(細かいことは他の人がたくさん書かれているので箇条書きのみ)
子連れ香港ディズニーの注意点まとめメモ
とりあえず香港ディズニーランドの公式アプリはダウンロードしておく
チケットも先に買って、各自に配布しておく(なぜかうまくアプリ反映できなくて、メール添付のQR画像を配りました)
入園予約の日付を確認をしておく(公式サイトなら、購入時に指定した日は自動で予約されており、2デーパスなら二日目は予約不要なので、購入時から予定変更がなければ作業不要)
11月とはいえ、熱中症対策は必要なので、扇風機や日傘、日焼け止め、子どもの帽子、ひんやりシートなどお忘れなく(6~9月とか、たぶん行くべきじゃない)
外は暑いけど室内のエアコンは強めなので、薄手パーカーや子ども用にブランケットはあった方が安心
ディズニーシーぐらいの広さはあるので、乳幼児の場合は子どもの数だけベビーカーがあった方が楽(大人の数にもよりますが)
ベビーカーを借りるなら、現金も用意していこう
ベビーカーレンタルでまさかのCash Onlyのトラップ
我が家のキッズは4歳と歩けない1歳なので、二人とも寝る体制に入ると厳しい、ということで、手持ちのベビーカーと合わせてパーク内でも長女さん用に1台レンタルをしました。
借りる場所は、入園してすぐのメインストリートUSAのお城に向かって左手の消防署です。ひとまず私ひとりで列に並びに行きました。そのすきに長女さんはさっそくショッピング楽しんでいたようです。
そして引っかかるCash Onlyのトラップ。
デポジットは現金じゃなきゃダメよ!と言われてしまいました。
まさかパークの中で現金が必要になるなんて思っておらず、クレジットカードしか持たずに列に並んでいましたが、前の人たちはたまたま支払い含めてすべてを現金で済ませていたので、そのトラップには気づかず…
なんですと!?!現金などありませんぞ!??と言っても、ATMで出して持ってきて~と言われる始末。えぇ~~~…キャッシングできるカードじゃないんだよ~~~どうしよ~~~~(汗)
は!!!?そういえば夫氏が現金を両替していた!!!!
というわけで別行動していた夫を慌てて見つけ出し、100ドルくれ~!とお願いして、また列に並んで、ようやくベビーカーを借りられました。
まじ出発前の夫氏ぐっじょぶ。ありがとう。本当にありがとう。
ここで30分ぐらいをロス…無念…
ま、30分ロスしたところで大して影響なく遊べるくらいに空いているんですけどね。
というわけで、ベビーカーレンタルを予定している場合は、最低100ドルは現金を持っていきましょう。
アトラクションは空いているけど、レストランは混雑
アトラクションは、日曜だった1日目はアナ雪など50分待ちというのを午前中は見ましたが、平日だった2日目は、むしろ一番並ぶのはダンボでは?というぐらい短い待ち時間でした。基本的には5~10分のみ。
一方、レストランの方は、そもそも数があまり多くないということもあって、まぁまぁ混雑します。ここは東京と一緒レベルかも。
また、プライオリティシーティングやモバイルオーダーというサービスはありませんので、並ぶしかありません。
というか、食べ物を買う方は、並びはしますがせいぜい両手の指で収まる人数なので「30分以上並ばねば食べ物が手に入らぬ!」といったことはありません。買えます。
どっちかっていうと、食べる場所がないです。テーブルの確保ができません。こっちが圧倒的に足りてないです。
今回は人数が多かったのでテーブル確保隊と注文隊に分かれて行動できましたが、少人数だとちょっと大変ですね。食べ物持った状態でしばらくさまようことになるかもしれません…
また、食べ終わりが近づいてくると、周囲で席待ちの人が待機しはじめるので、圧があります。圧など気にならぬタイプの人はいいのですが、嫌な人は嫌ですよね。
まぁこれは東京も同じですが、やはり少し時間をずらして食べる方がストレスなく食事できますね。
ショーパレも一気に人が集まるのは15分前
東京には地蔵という概念が存在するくらいいい場所を取ろうと思うと長期戦を覚悟する必要がありますが、香港では30分前に行けば、見たい場所で見れる感じでした。
アナウンスが入る15分前とかで一気に人が集まってきますが、その前はみんなパレードあるなんて知らないんじゃないか?というぐらい何もありません。うーん、ゆったり。
劇場の用意されているショーは、いい場所で見たいなら30分くらい前から待っていた方がいいとは思いますが、席を選ばずであれば、1分前まで入れます。抽選とか、ラインカットとかありません。見れます。
そして、ショーのクオリティは東京となんら遜色ありません。普通に素晴らしいです。
たぶんショー巡りしたら、それで入園料の価値は十分あると思います。
唯一にして最大の無念…ライオンキングのショーは見れなかった
はい、香港ディズニーでは必見とどこでも言われるライオンキングのショーなんですが、残念ながら今回の滞在期間中は実施しておらず、見れませんでした。
ハロウィン期間中はヴィランズが主役になった別のショー(Let’s get wicked!)を開催しておりまして、その後の切り替えのための休演期間にちょうど重なってしまいました。残念…無念…
まぁもうこれは日程を決めた段階では分からなかったことだし、致し方ありません。次回また来る理由になったと思うことにします。
そんな感じで、東京とは別世界の香港ディズニーですね。これを経験すると、東京に行くの少し憂鬱なレベル。
あと思ったのが、トイレがめっちゃ充実しているんですよね。人少ないのに、トイレだけは東京と同じかそれ以上にある気がしました。子連れ的にはそんなところも嬉しかったです。
これが好き!香港ディズニー
わたしの個人的好みで楽しかったもの、好きだったものをジャンル問わず並べておきます!
ワールドオブフローズンの「フローズンエバーアフター」と「プレイハウス・イン・ザ・ウッズ」
言わずもがな!って感じですが、いわゆるアナ雪のメインアトラクションであるフローズンエバーアフターは、私はとっても好きでした!
が、落ちます。落ちるので、4歳長女さんは号泣。もう乗ってくれませんでした。なので、ばぁばと二人で2回目乗りました。
子どもにヒットしたのは、プレイハウス・イン・ザ・ウッズの方ですね!
こちらはいわゆるミニショー形式のアトラクション(というかアプリのマップではショー扱いで出てくる)でして、なんとアナとエルサが間近にきてくれます!
長女さんは一番前に座っていたこともあり、アナにもエルサにも手を握ってもらって、とっても嬉しそうでした。小さい子連れはこちらの方が絶対いいですね~
が!こちら、待ちエリアが空調設備の影響か、冷たい風が吹き荒れておりめちゃくちゃ寒かったです。ちょうど区切りのタイミングで先頭にいたこともあり、風直撃だわ待ち時間も長いわで身体ヒエヒエになりました。そこだけは注意ポイント。一応パーカー持ち歩いていて良かった。
ファンタジーランドのフェアリーテール・フォレストはかわいい!
これは東京にはないけど、とってもかわいらしいスポットで、楽しかったです!(東京にあったら大変なことになるとは思う)
シンデレラ城は外から見えるので、結構人が来ていますが、入口からすぐ左に曲がるルートがあります。というか、そこが正規ルートだと思います。
我々はベビーカーだから自然と選択したルートですが、大人だけだと階段を上ってそのままシンデレラ城に行ってしまうのか、前半のルートはあまり人がいなくて空いていました。(後半ルートはシンデレラ城から行く人が多いので割と混んでました)
私の好きなラプンツェルと美女と野獣は前半登場なので、人も少なくてラッキーでした。
モーメンタスは本当に素晴らしかった
夜のキャッスルショーであるモーメンタスですが、こちらは閉演時間(20時)とともに始まります。つまりこれを見ると、そのあとはみんな帰る。
東京ほどの人数ではないとはいえ、みんなが一斉に、帰路に就く。
うむ、混雑。
というわけで、さすがに1日目は前日夜更かしの影響も心配だったので、見ずに帰ったのですが、平日だった2日目は覚悟を決めて観ました。
あ、ちなみに見始める前にベビーカーは返却しないとだめです。
結果、見て良かったです!!!見ないで帰らないで本当に良かった。とってもとっても素晴らしかったです。
お城を使ったプロジェクションマッピングですが、水(噴水)と花火も存分に使われており、東京のキャッスルショーより派手な印象です。
何より、内容がね。いいんです。
赤子の誕生から始まる、人の人生の歩みがディズニー作品を通じて描かれていくんです。親になったからなのか、泣けちゃいました。
出てくる作品も、(ほんとに直近2~3年のはないですが)新旧ちりばめられており、いろんな世代が楽しめるものでした。
これはもう、モーメンタスだけ語りたいぐらい好きでした。一番好きです。モーメンタス見るためにもう一度香港ディズニー行きたいです。
あ、混雑を懸念していた帰りのバスでしたが、案外大丈夫で、2本ぐらいやり過ごせば乗れました。舞浜駅で全然前に進めなくなるような、そんな事態にはなりませんでした。うん、ゆったり。
小学校低学年までは、また香港ディズニーがいいな!
香港までの交通費やら宿泊費、食費の高さを考慮するとアレですが、純粋にパークのチケット代だけを考えれば東京と同じくらいですので、満足度は圧倒的に香港の勝ちですね。
もちろん、アトラクションも違いますし、特にディズニーシーに関してはパークコンセプト自体が東京ならではですので、比べる意味もあまりないとは思いますが…
少なくとも(10歳以下ぐらいの)子育て世代なら、香港に来た方がいいなぁと思いました。
混雑しておらず、ゆったりと楽しめることと、事前の予約やらなんちゃらパスの獲得やら、そういうの考えなくて良い点が、子育て世代にはとても楽ちんでした。
大人だけならね、やりたいことを効率的にやるにはっていろいろ考えますけど、子連れにとっては、いかにその時の子どもの気持ちや体調や機嫌に合わせて臨機応変に動けるかが重要です。
「この時間に、あの場所にいかなくては」という縛りがとっても少ない(ショーパレ鑑賞ぐらい)という点が、とても価値が高いのです。
東京では、お金を払えば短い待ち時間でアトラクションに乗ったりはできますが、この時間的縛りがどうしても多いのが難点です。お金では解決できないつらさ。
そういう意味では、お金を払って香港までくれば解決できるではないか…!
いつかはフロリダ…!と思いつつも、それはお金や時間抜きでも10年後くらいがいい気がするので、置いておいて。
これから数年の間でぜひまた行きたい!と思える良いパーク体験でした。