想像していなかった未来ってなんのはなしですか?
道に迷った時、目の前に見知らぬ『路地裏』が現れたらあなたはどうするだろうか?
▷ちょっと怖いからスルーする
▷何があるか分からないから入ってみる
案外こんな選択があなたの運命を大きく分けるのかもしれない。
noteで記事を書き始めて9ヶ月になる。
始めた当初は一生懸命書いた記事もほとんど誰の目にも触れず、フォロワーさんも2桁いるかどうか。
読んでくれる人のために何か有益な記事を書かねばならない。
そんな呪縛に囚われて、論文を読んでは医療情報を記事にまとめる毎日。ひとつの記事を書くのに2日以上かかるのなんてザラだった。
でも読まれない。
スキが沢山付いている他人の記事を見ては、別世界の話なんだと自分に言い聞かせる。
40年以上生きてきてSNSなんてまともにやった事なかった。だから上手くいかないなんて当たり前なんだよ、と。
そんな時、1人のnoterさんを見かけた。
コニシ木の子さん。
めちゃくちゃ面白かった。
そして鮮明に印象に残ったフレーズがあった。
「なんのはなしですか」
確かに読みながらずっと思っていた。
こんなに言葉で魅せるなんてなんのはなしですか。
思考がいったりきたりで終始なんのはなしですか。
何一つ有益な情報はないのにこんなに面白いなんてなんのはなしですか。
そんな読み手の心を見透かしたように、鮮やかに「なんのはなしですか」と締めくくられていた。
読み終わってドキドキが止まらなかった。
自分もこんな文書を書きたいと思った。
◇◇◇
そのうち少しずつnoteの世界のことも見えてきた。
どうやら、 #なんのはなしですか を使う人達が他にも沢山いるらしい。
いつか自分も立派な #なんのはなしですか 使いになりたい。
気付けば、論文をソースにした記事は辞めて、自身の自虐ネタを書き散らかしていた。
次第に読んでくれる人も増え、面白いと言ってくれる人も増えてきた。
そろそろだと思った。
そろそろ使ってもいいのではないか?
ドキドキしながらの初めての #なんのはなしですか がこれだった。
たかだかハッシュタグと言ってしまえばそれまでなのに、とても緊張したことを覚えている。
だからコニシ木の子さんからコメントが返ってきて受け入れてもらえてとても嬉しかった。
ここで冒頭の2択を思い出して欲しい。
目の前に見知らぬ路地裏が現れた時あなたならどうするだろう?
私は路地裏に惹かれ迷わず飛び込んだ。
その結果、自分の記事を読んでくれる人が増えた。
創作の楽しさを知った。
書くことを諦めず続けることが出来た。
#なんのはなしですか を通じて知り合ったたくさんの同志とつながることができた。
なんのはなしですか使いの集まるnoteの『路地裏』
その『路地裏』も大きく変化している。
最初の3年間はコニシさん1人でなんのはなしですかと叫んでいたという。
それが今では、なんのはなしですかを合言葉に450人以上も『路地裏』に集まっているらしい。
noteの一大イベントである創作大賞2024でコニシさんがベストレビュアー賞を受賞し、『路地裏』のなんのはなしですか、が『路地裏』の外に広がりつつある。
この数ヶ月の間に、漫画、歌、スタンプ、音声配信などなど創作の幅が急速に拡大している。
ミッション、ビジョン、バリューも言語化され、その存在はより具体化されてきた。
◇◇◇
人生なんて何が起きるか分からない。
毎日目の前に現れる分岐点。
その時に迫られる選択で未来は大きく変わる。
私が路地裏に飛び込む前には今の自分の状況を想像出来なかった。
コニシ木の子さんも『路地裏』がこんな風に広がることを想像していなかったのではないか。
生きていて一人ぼっちで辛いと感じる時もある。そんな時、目の前に路地裏が現れたらチャンスだと思って欲しい。
いつも通る道とは違う道。それは確実に想像もできない世界へつながっている。
勿論、想像もできない世界が必ずしも幸せな世界とは限らない。でもそれを「なんのはなしですか」と面白がれば、自然と仲間も集まり、新たな道が拓けるはずだ。
サポートいただきありがとうございます😊嬉しくて一生懐きます ฅ•ω•ฅニャー