介護をしている全ての人へ#37 ~母の想いが切なくて
介護休暇を取得したと日記にあった。便利な制度だが、無給ではありがたみも半減。働かざる者食うべからずという大前提は理解しているつもりだが厳しい。
介護休暇特約保険みたいなものがあったらいいのではないかな?
母親は、親不孝な息子をずっと心配してくれていた。この時はすごく鬱陶しいと思ったが、母を亡くした今はそれが愛おしい。
2019年2月6日(水) 母の日記
デイサービス再開、軽い散歩、トイレ介助、お昼ご飯の負担がなくなるとすごく楽になる。少々咳があるが、他の利用者と離してケアをしてくれる。本当にありがたい。
午後、がんセンター。
長男が有給休暇をとってくれたので、がんセンターまで運転してもらう。センターまで1時間ほど、会社のことや埼玉での生活のことをそれとなく聞いてみた。親の欲目もあるかもしれないが、息子はそんなに悪くない。すごく奥手だが、話題は豊富だし楽しいとおもう。友達も多い、背も高いし、容姿だって中の上くらいではないかと思う。身の回りの世話をやいてくれる人がいないと気の毒。育て方を間違ったのか……
今日は4回目の抗がん剤と免疫治療の報告。副作用の様子やアレルギー反応のほかインフルエンザ罹患のことなど詳しく聞かれた。併せてリンパ液と血液の検査。2時間ほどで終了。次回は3月8日にCT。その結果で治療方針が決まる。
今回、あんなに苦しい治療を乗り越えたのだから、よくなっていると信じたい。そうしたら、息子と二人の息子とまたお伊勢参りしたい。
昼ご飯はがんセンターの食堂で取る。最上階で眺めがいい。駿河湾がキラキラしてきれいだった。息子はカレーライス、私はスタミナ定食。体力をつけてがんをやっつけたい。
夜、息子がちょっと不機嫌、あれこれ聞いたので少し落ち込んでいるのかも。反省
2019年2月6日(水)私の日記
介護休暇取得、無給だが有給休暇とは別に取れるのがいい。
父を送り出した後、家事を片付けて母とがんセンターへ。
途中、この歳まで独り身でいることを詰められる……心配してくれるのはありがたいが、こっちはこっちでいろいろあったのだ※。努力しても報われないことはある…切なくなってしまった。
KさんからLINEあり、うれしい。
※ いろいろあった、ろくべえの過去の部分は割愛