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介護をしている全ての人へ#115 ~笑い顔
4月25日(木) 母の日記
エコキュート修理
萩原さんが来宅するも、居留守
抗がん剤の副作用続く。抜け毛がひどい、体のだるさは寝ていればやり過ごせるけど、これは耐えがたい。
ウイックを見つめてため息。
10時ごろエコキュートの修理、引っ越しを控えているので大掛かりな修理はできないことを伝えると、追い炊きができないだけで、給湯はできるから当面はお湯を湯船にためることにした。
こんな時、長男がいないのは心細い。
午後、中央病院からTEL、トイレが間に合わず2回おもらししたらしい。
替えの下着を持ってくるように言われた。
病院で、看護師さんたちと短い会話。汚れ物を持って帰るも、洗濯をする気になれなかった。
夜10時近くになって、長男帰宅。糞尿で汚れた夫の肌着をみて大騒ぎ、そのままごみ袋にいれてしまった。疲れ果てて帰ってきた息子に申し訳ない。
明日、紙おむつと入院着を買いに行こう。
お兄ちゃんが帰ってきてくれてよかった。
4月25日(木) 私の日記
@埼玉
仕事を終えて、静岡に変える準備をする。
午後、父の病院から電話。父の様子を聞いて暗い気持ち。抗がん剤の副作用で苦しむ母を一人にしてしまったことが悔やまれる。母が好きな芋羊羹を東京駅で買って最終の「こだま」にのったが、芋羊羹を車内に置き忘れる。
帰宅すると、うんこの臭い……。何も考えずにビニール袋に父の汚れ物と猫たちのうんこを入れて処分。生きているのが嫌になる。
お茶を淹れて母とかりんとうを食べていると、父のうんこを思い出した。
それを話すと、母が久しぶりに笑った。
よかった。