介護をしている全ての人へ#113 ~ 家族像
2019年4月23日(火) 母の日記
風呂給湯器故障? TEL
夫 入院
夫、朝から落ち着かない無理からぬ状態。ヨーグルトとコーヒーを床にぶちまける。
昨日から帰っている次男も落ち着かない様子で、妙に落ち着いているお兄ちゃんと険悪な感じになっている。兄の態度に問題あり?
久しぶりに4人そろって、はなまるうどんでお昼。夫は食欲がない様子。
13:00に病院へ、受付でずいぶん待たされる。夫、「入院はやめた!帰る」と喚き散らす。受付きを終えて病棟に行っても、空きベッド待ち。
夕方、4人で担当の医師と面談、若いが人当たりもよく、話ができそうな感じ。彼に夫を託すことに決めた。
明日は、内視鏡ですい臓の生検。病の進行を確認する。
日が暮れたころ、3人で帰宅。兄の様子を察してか、次男が二人で話をしたいという。
お兄ちゃんは、部屋で仕事をしていた。
次男、お兄ちゃんが「うつ」ではないかという。収入のほとんどを私たち夫婦のために費やして、更にふたつ目のマンションローンを組もうとしている。もう何か月も床屋に行けていない。何もかも背負い込んで八方ふさがりになっていることを次男に告げると次男は黙り込んで何も言わなくなった。
フードコートのコーヒーがいつもより苦く感じた。
次男が、地元のおいしい鰻屋さんに行こうと提案。弟はご馳走してくれるつもりのようだったが、お兄ちゃんは頑として弟の好意をうけたらなかった。「小声で馬鹿にするな」と一言。私たちに対して心を閉ざしてしまっているのか。心配。
長男から埼玉に戻るとメール、目の前がまっくらになった。
2019年4月23日(火) 私の日記
父入院、今回は胆汁のドレーン手術と定期的な検査入院で、長い入院にはならないとのこと。
母が父の世話から解放されて自分の事だけ考えられる時間をもつのは良いこと。
入院の手続きが長引く。その間、今後のことを弟と話したかったが、お金の事も話すことなる。話すタイミングつかめなかった。
懐具合の窮状を知ってか、うなぎをご馳走してくれるという。「お兄ちゃんが好きな」という枕詞が引っかかって素直に喜べなかった。時々様子を見にやってきて、美味しいものをふるまって、陣中見舞をした気になっているような気がして腹が立った。
母と弟が出かける準備をしている間に、だまって家を出た。
23時前に埼玉のマンションにもどる水槽の金魚が全滅していた。
あした、1日だけ休みをもらうことにする。