困難な時にこそ、文化やアートでつながる社会を【東日本大震災から10年】
あの瞬間、何をしていたか
あの時、わたしは北海道に住んでいて、高校2年生でした。
吹奏楽部の部活動の練習中でした。
吹奏楽コンクールの演奏曲の合奏をみんなでしていて、
決して大きな揺れではありませんでしたが、
揺れが長く、気味の悪い揺れだったことを
今でも覚えています。
「揺れてるのに、よくみんな合奏止めなかったなあ」
なんて言いながら、その時は笑っていました。
うちの近くで起きた、ちょっとした地震だとしか思っていなかったから。
部活が終わってスマホを開いてみたとき