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格闘技の実戦における現実と誤解

実戦に向いている格闘技は、存在しない理由。

インターネットで実戦に向いている格闘技を検索するとムエタイが最強とか柔道の投げ技は、一撃必殺(いちげきひっさつ)

とかフルコンタクト空手の拳(こぶし)が硬(かた)くて強いとかボクサーのパンチのスピードと破壊力(はかいりょく)は、ヤバイとか総合格闘家のフィジカルは強いとか

サイトやネット記事に書いてあるが基本的に全て間違いだ。

なぜなら、全ての格闘技には、ルールがあるからだ。

たとえば、フルコンタクト空手は、顔面(がんめん)にたいして手で攻撃(こうげき)が禁止されている。

他にも投げ技、関節技(かんせつわざ)も禁止されている。

しかし、実戦では何でもありだ。実戦で最強と言われている柔道も実戦には向いていないと言える。

それは、柔道には打撃がないからだ。柔道には投げ技、寝技、絞め技(しめわざ)、関節技を使って対戦相手(たいせんあいて)と戦う。

けれど、実戦では、打撃がある。

柔道でさえも実戦には向いていないということだ。次に総合格闘技だ。

総合格闘技は、打撃、投げ技、絞め技、関節技、寝技を使って対戦相手と戦う。

確かに総合格闘技は、様々(さまざま)なシチュエーションに対応(たいおう)できる。

しかし、総合格闘技で禁止されている技がある。

頭突き(ずつき)、金的(きんてき)にたいしての攻撃、目つき、指での首締め(くびしめ)パイルドライバーのように頭から垂直(すいちょく)に投げる技

デスロール、対戦相手の首をフロントチョークの形から対戦相手の首を横に回す技だ。

キックボクシングとボクシングは、グローブをはめて戦うので明らかに実戦とは違う。

ムエタイの首相撲(くびずもう)は、頭突きをされたらまともにもらってしまう。

それでも格闘技選手は、実戦に強い理由。

100%実戦に向いている格闘技は、存在しないが格闘技選手が実戦を意識して格闘技のトレーニングをして技を磨(みが)けば格闘技の技術を実戦に応用できる。

たとえば、柔道なら対戦相手にパンチを打つ動作(どうさ)から対戦相手の服を掴(つか)んで投げる。

フルコンタクト空手なら対戦相手の横に移動して対戦相手の腕(うで)を掴んで裏拳(うらけん)を対戦相手の顔面に当てる。

総合格闘技なら対戦相手をタックルで倒して少し離れて金的を足で攻撃する。

だが、格闘技選手は、実戦で格闘技の技を使ってはいけない。

スパーリングや試合でルールを守って格闘技の技を使うことが格闘技選手の責任だ。

最後に。

僕の記事が格闘技と実戦について興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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