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#あるくこと| ヒールで美しく歩くポイント
踵やヒールがあるシューズを履いた姿の美しさは、その、独特の華奢な雰囲気が持つ特権のような気もします。
だからこそ、とくにヒールを履いた時にガツガツと大きな歩幅であるくと、美しさや品を表すことが難しくなってしまうことも。
ヒールで、「立ち居振舞いやマナーを意識した歩き方」「振り返って2度見するほど美しい歩き方」は、太ももが太くなったり、足に余計な負担をかけたりしない歩き方にも繋がります。
先日、ミセスコンテストのレッスンをご受講いただいている女性に、レッスンで出てきた課題として、歩幅をコントロールしてより美しく歩く方法についてお話しさせていただきました。
歩幅が大きくなる理由
(※目的やからだの状態によって、他の理由がある場合もあります。)
足(足首から先)だけで前へ進もう、歩こうとするもしくは歩いていると、歩幅は大きくなりがちです。
ヒールは歩きにくいので、前に進むために足を出そうとして、と足元に意識が多く向いてしまいます。
歩幅が大きくなると、膝を曲げ、お尻が下がった状態、なぜか、スラッとした立ち居振舞いに見えない、等々、
膝が曲がったり、身体が後ろに残って反り返った歩き方になる原因にもなります。
歩幅が大きくなることは、悪いことではありません。
歩幅を大きくすることに意味や目的があるのであれば、その目的にあわせて歩きましょう。
ヒールで美しく、振り返って2度見したくなるウォーキング、ミセスコンテスト使用のウォーキングは、やはり歩幅は小さめになります。
特に、ヒールは踵が高い位置にあるため、その状態で歩幅を大きくとると、膝が曲がる、頭の位置が上下する、ターンがスムーズに回れない、ガサツに見えてしまう等、イメージとは違った歩き方になってしまいます。
ただ歩幅を小さくすれば、美しく歩けるのかというと、そうではないことが多くあります。
ヒールウォーキングは「全身をどう使うか」がポイントにもなります。
歩幅を小さくするポイント
・軸を意識し重心の移動をする事。
・骨盤に太ももの骨がはまっているところからが脚だと意識して、脚のつけねから動かすこと。(よく、骨盤から脚だと思って、お尻から脚だと思って、等の言い方がもされますね。)
・肋骨と頭の位置は高く引き上げること。(反り返るように肋骨が開きすぎないよう気を付けましょう!)
・足裏は地面を押しながら、押すことで上へと身体が引き上げられる反発力を感じながら歩くこと。
これらのことが必要となります。
(※今回レッスンでアドバイスさせていただいたことになりますので、修正のポイントには個人差があります。)
ヒールで美しく歩くためのポイントは
ヒールを履いている足元だけに気をとられず、全身を使って歩くこと。
その姿を言葉で表現すると、全身を大袈裟にオーバーリアクションで使うというよりは、軸をもって、凛とした雰囲気が漂うような使い方をすること、と言い表すことも出来ます。
快適にそして軽やかにあるいて様々な場所へ移動する時間で、毎日をより楽しんで過ごせますように!!