就活生に告ぐ 気楽になれるぜ
就活生に告ぐ。特にうまくいっていない就活生よ。
君のやりたいことはなんだ。
ちなみに、僕にそんなものは(あまり)ない。
てかそんなもの、就活にそんなに必要ないってことは読めばわかる。
僕は社会人一年目。新卒でふつーの会社に入った社会人。
そんな僕から、就活で上手くいっていない君に一つだけ言えることがある。
世の中の、常識っぽいものに縛られる勿れ。
いいか、要はただの自己紹介だ。
世の中には大きく二つの人間がいる。
ひとつは、やりたことがあって、人生で一貫してきちんと積み重ねてきた人
もう一つは、特にそれが(あまり)なくて、ぐらぐらと揺らいできた人
言うてもこの二パターン。
特に就活に上手くいかないのは後者。
前者はどっかしらに面白がられて受かる。
おもしろがられてっていうか、わかりやすいからかもだけど。
後者は、とりあえず借り物の形容詞をあてがいがち。
自分は○○な人です。
あとは理想と現実をはき違えがち。
自分で見てる自分は理想で、別に日々練習しなくたって大谷になりたいって誰でもいえてしまう。そんなだから落ちる。
そうじゃなくて、素直に、小さなことと思うかもしれないけど、日々周りにいわれる自分の姿を伝えてごらん。ほら、受かる。
面接やESなんて、大したことじゃないから、頭のいい奴は猫かぶっても受かるだろう。でもね、いまにみてな。そういうのは、続かない。
だって、ミスマッチしてるんだから。
やめときな。自分を着飾るのは。どうせ受かったって、後がつらいぜ。
そうじゃなくて、ありのままの自分とその中でも自分が役に立てた瞬間とかを、素直にいってみな。
いいか、要は自己紹介なんだ。その人の具体的な話や考え方を会社は聞くことで、自分たちの目指す将来や企業的性格とマッチするか照らし合わせる。
そうして、合いそうなら合格にする。
まぁご時世的に、もちろん人が足りないからみんなとるとかもあるかも。
だから、やることはただ一つ。
ありのままの自分を、素直な言葉で、簡潔に目の前の人に伝えること。
要はただの自己紹介。要は、マッチング。
これらをやっても落ちるんなら、方向性が違ったってことだ。
僕と君は合いそうにない。だから、ごめんねってこと。
諦めて次いきな。世の中の人の数よりはさすがに少ないけど、だいたいそれくらいの数、会社ってのはあるんだから。
どっか拾ってくれるさ。
大丈夫。僕もそうやって拾ってもらった。
その上で、なんか違うなと思ったらやめたらいい。
それでもやってみなきゃわからないことはあるから、やってみよう。
ものは試しさ。どうだい、少しは気楽になれたかな。
大丈夫さ。なんとかなるよ。