知らないと損をすること
ここのところ、悲しいニュースを目にすることが多いのですけと…
年末年始だから特別という事もなく、一年中いつでもどこでも世界のあちこちでこんなことは日常茶飯事に起こっていたりするのですよね。
ニュースになるかならないか、私たちの目や耳に届くかどうかというだけで。知らないところでも知ってるところでも、事件も問題も事故も、目を背けたくなるような悲劇も喜劇も、喜ばしいことも心温まることも、年がら年中それは過去も現在も未来も起こり続けていることなのです。この世に人が存在していて、生という営みを続けている限りには。
日本だけでなく、それはもうあちらこちらで…悲しみも理不尽も無くならない。それでも日本は他国に比べて平和なことで、ありがたいことです。
毎日いまこの瞬間、世界の何処かで誰かが生れて、そして死んでいる。その死の数字にカウントされる人は、殺された人であったり、テロの犠牲者だったり、人知れず息を引き取った人だったり、家族に見守られて旅立った人や、不慮の事故で突然死を遂げた人だったり…様々です。中には数字にカウントされない「死」もあるでしょう。
昔から事件や犯罪、事故に関する資料とかを読み漁って、今もYouTubeでその手の動画とかをよく見ているわけですけれども…(最近では労災系のが多い)
もし、こんなことが身近で起こってしまったなら、自分がその現場に遭遇したならどうすべきか…とかとか、シュミレーションも兼ねて考えていたりするわけです。
先月起きた電車の事件を知った時には、街中でも「クマよけスプレー」を持ち歩いた方が良いのかな…なんてことも真面目に考えてしまったりなんかしてっっ いやさ街中でそんなのを携帯していたら、不審者として職務質問され厳重注意されてしまいそう←間違いない
うん、だって、刃物持って他人を害そうとしている人に対して、被害者を助けようと思い、相手のノックダウンを狙ったなら、腕力も武術の心得もないひ弱な自分としては、クマよけスプレーを相手に噴射して撃退すること位しか思いつかないんだわ。倒れ込んだ犯人から刃物を取り上げて、身柄を拘束するのは男性に期待したいとして…
思わず価格を調べてしまいましたわ。ツキノワグマ用、ヒグマ用、グリズリー用と色々あって、ビックリ。人間相手ならツキノワグマ用で十分なのかな。でも、こんなん使ったら過剰防衛で訴えられてしまうかなあ…けどさ、痴漢撃退スプレー位では、刃物や火気持った奴には対抗できない気がするしさ。
はい、秋葉原の事件なんかは被害者17人全員が殺傷されるまで、わずか5分位の出来事だったんですって。そんな短時間で状況判断をして、瞬間的かつ本能的に的確な行動をとるのって、そうした現場に日常的に置かれている人でないと無理ですよね。最前線の戦場にいる軍人さんとか、特殊訓練を受けたSPとか、特殊部隊の人とか。
みんなこんな悲惨な出来事に出くわしたくないけど、万が一の確立で現場に遭遇してしまったならば、どうしたら良いのか…どのように対処して身を守るべきか、他の人を守り助けられるのか。最大限に被害を食い止めるベストな行動、自分が取るべき選択肢は何であるのか… 色々考えてしまいます。
とは言うものの、この辺りの事は「知ってた方がいい知識」と言うのとはまた違うのだけども。
ともあれ、日本人は防災意識はともかくとして、防犯意識と危機管理意識がとても低かったりしますよね。田舎の人が戸締りをしないというのも、未だにあるし…都会でもたまにそういう人がいて、ヤバクね?って思う。
転居するときの鍵の交換だって、なんでしないの?って思う。その鍵の交換をしないことからの殺人事件、盗難事件…たくさん起こっているのに、どうして未だに義務化しないのかなあ、おかしいでしょう? 絶対に。新しく入居する側がわざわざ希望した上で負担しないといけないんだろう?と… スプリンクラーや火災探知機の設置義務と同じくらい重要なことだと思うし、入居者が変わった時に鍵の交換をすることは業界で義務化すべきです。
して、駅や街中でエスカレーターに乗ったとき、開けっ放しになったリュックやバッグ、ジーンズのポケットにスマホやお財布を無造作に入れている人をよく見かけるのですが、「どうぞ、盗んで下さい」って泥棒さんに差し出しているのと同じだと苦笑してしまいます。海外だったら、十中八九すられること間違いなしですもん。油断しまくりもいいとこ。
まあ、日本だからと言うのはありますが、日本だからと言って、100%安全では無いんですけどね。スリや置き引きがいないわけではないので。
職場でだって泥棒はいるし、空き巣被害だって、それなり。ちなみにうちの実家は4回も泥棒に入られてるよっっ 金目のものなんか何もないのにっっ
さて、知っておいた方がいいこと。知らなくて損をしていることって、意外と多いものです。
私も昔、交通事故で相手(加害者)になめられてエライ目にあったとき、現役警察は役に立ってくれなかったけど(職務怠慢)、コネを使って警察OBの人に助けてもらったならば、あっさり解決したってことがありましたっけ…以前何処かに書きましたが。
山に登るときは、山岳保険に入った方がいい…初めて知りました。
万が一、遭難してしまったとき、自分がしてしまった怪我の治療費だけでは無く、捜索費用とかを保険で補うことが出来るとのこと。
保険も知らないで損したりしていること、多いものです。
2年前、千葉の実家が台風で屋根が吹っ飛び半壊したとき、国(行政)からお金は出たけど、それだけで屋根の代金は賄えませんでした。保険も入ってましたが、それと合わせても赤字でしたね。
そして、うちの屋根が裏の家の車を直撃。請求されちゃいましたよ、修理代。けど、本当は台風による不可抗力だから、払わなくてもいいのね。とりあえず今後の付き合いも考えて、菓子折り持って見舞金程度の金額は払いましたけど、本当はそれすら支払わなくていいのよね。
まあ、生きる上で知識って必要ですよね。
それと任意売却の話。コロ助騒動で職を失ったり、収入激減でローン払えなくなった人も多いと思うのですが、払えなくて差し押さえで競売にかけられるより、任意売却をした方がいいという話。
今はネットの世の中なので、色々調べることが出来て便利ですよね。
知らなくて損していることって結構あると思ったりもする。とにもかくにも、色々と調べて、そしてその道のプロに相談することって大切です。
それと話変わって。。。
クライアントの人から聞いた、ちょっとイイ話。
特別支援学校でも、もちろん修学旅行があるのですが、昨年からのコロ助騒動で去年はいけず仕舞いで、今年行けるところを探したらしいのですが、なかなか見つからず。
いつもは東京にいらっしゃるらしいんですけどね。東京だと施設の設備や受け入れ体制が整っているところが多いんですって、多機能トイレを始めとして、エレベーターとかの設置とか、バリアフリーとかな施設が多いって感じかな。あと、施設側の理解と協力が何より必要不可欠で。
特別支援学校の子たちは、日常のことではどうしても介助が必要でして(もちろん旅行には学校側の教師たちだけでなく保護者も同伴します)、そしてトイレや食事に介助者が必要ってだけでなく、食べ物の咀嚼に難があるので(嚥下困難等)、食事も離乳食みたいな特別食を用意してもらう必要があったりするのです。
けれど、今年は感染症問題もあり、地方から都内に行くことが出来ない…しかし地方だと、上記のような対応をしてくれる施設が少ないというか、なかなか見つからない。そんな中、受け入れてくれたホテルさんがありまして、最初は初めての対応ということで、戸惑いもあったでしょうが、初日の経験(一度目の食事の様子など)からスタッフさんたちがミーティングして下さったようで(何が必要か、何が大丈夫でダメなのか、どのような食事内容やサービスがベストなのか…などなど)、翌日から素早く改善して下さったり、スタッフの対応もスムーズに気持ちよく滞在することが出来たとのこと。
健常者の団体と違って、ほとんどの子たちが車椅子で、特殊な食事内容だったり、入浴時のタオルなども普通の人よりも枚数を多く使用しなければいけないところを快くたくさん用意して下さったり(通常料金で)、あれこれとメニューも考えて下さって、きめ細かい対応に子供たちも本当に喜んでいて、ありがたかったと…
そんなお話を聞いて、ちょっとほっこりした私でした。
ちなみにそのホテルは、水戸プラザホテルさんと言うのですって。
茨城は鹿島神宮と大洗海岸位しか行ったことないけど、こういうケースバイケースに対応してくれるところがあるのって、嬉しいですよね。
昨今では介助犬や盲導犬を拒否するホテルとか施設とかの話もあって、寒い気持ちになることも会ったりするけれど…
てなわけでシェアしたい話なのでした。もし、水戸に行く機会があったらば、ここいいかもですヨ。ぜひお薦めしたい…私は宿泊したことないけどww