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男を産み育てるはすべて女である

以前に何度も書いているように、私は昔から事件史とか犯罪史とかマーダーケースブックとか、いわゆるプロファイラーものなんかを好んで読んできていまして(ホラーは決して得意ではなくスプラッタも苦手ですが)、人間観察も趣味の一つですけれども…

だからと言って、プロファイリングが出来るほどには、洞察力や理解力や分析力などが身に着いていると言うことは無く、私の知識と言ったらミーハーな触り程度の知識で。

「こういう事件だと、あの事件やあの犯人を思い出すなあ」
「こういうタイプの犯罪だと、こんなんがあったか」

せいぜい、その程度。 

過去の同類の事件を思い出したり、何かを結び付けたりのそんなもん。

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※これも発刊当時は揃えていたけど、増え続ける本と度重なる引っ越し等でこれ以上は紙モノの書物を増やせないという結論になり、途中で手放すことになったなあ。


つい先日、とある方の遠隔ヒーリングをしていた時のこと。

脳裏にものすごい憎々しく嫌らしい表情をした、悪鬼みたいな顔をしたサイコパス的な男性の顔が鮮やかに浮かんだかと思うと、後頭部にものすごい痛みが走って、次には腹部に切り裂かれたような激痛が。

「ああ、頭を殴られて気絶させられた後で、胃の上あたりから左側、股関節の付け根近くまで、腹部を切り裂かれて殺されたことがあるんだな…そして内臓? 子宮? の中身を取り出されてる?」
 
と悟ったのでした。

まぁ、もちろん今生ではなく過去生。ご本人はご存命ですし。

で、そんな時に「腹部を切り裂くのって、切り裂きジャック?」
「けれども、あの顔の犯人は…」みたいに、過去に調べたことがある事件やマーダーケースの有名な犯人とか、そういう事件からの情報で考えてみたりもします。(オバサンなので、だいぶ記憶力衰えて、忘れてることも多々)

例えば、ピエロのメイクしている殺人犯と言えば、スティーブン・キング原作の小説で映画「It」でもお馴染み、ペニー・ワイズのモデルにもなった、ゲイシーとかね(いやさ、この辺りは普通の人でも解るか)。

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とりあえず…生々しく目の前でリアルに、それ(遺体とか殺人の様子とか)を見ているわけではないので、とくにこれと言って驚かず、心のビジョンで冷静に眺めることは出来ますし、このようなセラピーやヒーリングの場においては、そのような陰惨かつ不幸な殺人事件での、犠牲者となった過去生を持つクライアントさんの、当時の情報をかいま見ることがあったとしても、動じずに流すことができる土台になってるのかな<事件史や犯罪史好きでその手の資料を読み漁ったこと

さて…そして、シリアルキラーさんたちの人生を追う時…もちろん全員でないのですが、やはり親から何らかの虐待を受けてた人は多いのです。ネグレクトもそうなんですけど、精神的虐待および肉体的虐待、はてまた性的虐待まで。

いやさ、そうした虐待を受けてた人の全員が、これまたシリアルキラーになるわけでもないのですが。それでも、ほとんどの犯人たちが親から愛されず、酷い扱いを受けてました…って人は多いですよね。

暴力という支配下の中にあって、ちゃんとした父親像が築かれて無かったり、母親からの愛や庇護を受けられず、そのせいで女性蔑視的な考えが育ってしまい、女性に対して恨み辛みを抱いてって性犯罪者も多いわけですし。

でも、極端に過保護に育てられたり、何でも買い与えられて我慢を教えられなかった、そんな歪んだ親の愛情の支配下や教育のもとで、肥大した自我を育んで犯罪の道に走る人もいるわけですから、一概に愛情不足だけが人を犯罪者にするわけでもなく…(僕ちゃんと呼ばれてた大久保清とかの例もあるし)そういう、優しい虐待もあります。叱らない子育て。ちゃんとした躾や教育を施さず、ペットみたいに扱う、長男教みたいな、甘やかし放題など。

とは言うものの、そういう優しい虐待は、単なる親の責任を放棄しているエゴイズムが故の行動ですから、決して愛からの行動では無く…その意味では、やはり愛情不足というのは否めませんね。

そして、インテリだったりイケメンな犯人も少なくないから、貧困と無知と差別だけが、サイコパスやシリアルキラーを育むわけではないのです。

あと、サイコパスはイデアがルシファーだから、人類に悪と災厄をもたらすお役目の人たちってことで、これは生い立ち関係ないのですよね。
(いやさ彼らも愛により変わっていくことはできるけど) 

※この辺りのイデアのことはおいおい、別の書き込み、説明にて解説します。霊的知識の方になると思いますけど。

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それでもやはり、親の愛情や教育。とくに母親の愛と言うのは、多大な影響力を発揮しているものです。全部が全部、母親の責任てわけでは決して無いのですけれど。

自分のパートナーとなり、自分と子に愛情を注いでくれるべき存在たる、産む子の父親を選ぶことから始まって、その子に最適な養育環境を与えてあげることって、人類にとっても、総ての女性にとって、ものすごく責任重大なことだと思ったりします。

女でも男でもですが、この場合、男性たる男の子を育てること。もちろん、その子のもともとの資質や性格にも寄るのですが、母親である自分が、その子の女性観を作る要素の一つを持ってるということ、そこはきちんと自覚すべきことかも、なのですよね。

その男性に対して、今回の人生での最大限の影響を与えている、全人類の女性代表が自分ってことにもなるのですから。

過去の偉人の誰かが「母親は男にとっての最初のオンナであり、父親は女にとっての最初のオトコである」と言っていましたように。

自分に対する印象や感情が、他の女性に対する扱いとか、女性という存在に対する考え方を左右するので。

そしてマザコンはマジ悪です。マザコン男を作ると妻も子も不幸になります。(マザコンすなわちママンスキーでシスコンな父親を持つ私は断言する)

児童虐待も負の連鎖だけれども、マザコンも負の連鎖ですよ。

くたばれマザコン! 滅びよマザコン! バルス!!

マザコン男なんて糞ですよ、糞<私の生物学上の父親

母子癒着とかホントよろしくない。みんな親からは自立しましょう。女性のピーナッツ親子や実家依存も問題ですけれども。

あ、長男教も悪だと思います。結婚したら別世帯です。血縁たる親戚ではあるけれど、家族と言う単位からは独立した別世帯として、捉えるべきかと。

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ってなわけで…

女は母になって 息子を持ったらば、女を幸せにできる男に育てて、
ジェントルマンに仕立て上げないといけませんw と思ったりします。

フェミニストにしろってことではないのですが…

一人の女を守れる、一人前の男に育てられたら理想ですね。

それが「家族の平和」を作る一番の道筋だとも思うし、男と女が互いの違いを認め合った上で、対等なパートナーとして尊重して大切にし合える、良い関係を築くためのスタート地点に立てる方法…ってそんな気がします。

でも、一人の母親の努力だけではどうにもならないのですよね。父親の影響も勿論否めないのと、子育ての敵はそれだけではないと言う現実。

何よりも、その人生が必ずしもその人にとっての人間デビューと言うワケでは無く、これまでの人生で様々な人格を生きてきたと言う足跡と積み重ねてきた歴史があり、個性や資質が既に完成されているのですから。中にはよろしくない人物として、悪事に手を染めてきた人生もあったりしますし。

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さて、これまでもたびたび取り上げていますけど、兄弟姉妹はまことに奇妙な縁で結ばれていることがあります。

仲の良い友人同士だった二人が、今生では姉妹に生まれてくることもありますし、恩人と助けられた側が姉弟の縁で生まれてきたケースもあります。親子や友人、夫婦が兄弟姉妹に生まれてくることもわりとあることで。同じ事件の被害者や同じ事故・災害に巻き込まれて同時に死んだ者同士が、と言う場合もあったりしますし。戦場で友情を育み共に死んだ者同士が、似てない双子に生まれてきたり…とかとか。

上記は、好ましい関係を築けることが多いケースなのですが、

中にはカルマの負債(お互いへの貸し借り)を返済するかのように、被害者と加害者が兄弟姉妹の関係性で生まれてくることもあったりするのです。

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これは中々に難しいケースです。

だからこそ覚えてない方が幸せだし、思い出すべきでは無いって話でもある。過去生ヒーリングの場においても、準備の出来た、知ってもいい段階にある人以外には、絶対に伝えるべき情報でもなかったりします。
(禍となる情報でしか無いし、教えることはとても罪深いこと) 

前世の記憶がない、覚えていない…思い出せないと言うのは、慈悲と慈愛の法則以外のナニモノでもありません。

最近もそうした事例がありました。

けれど、それは当事者でなく、その子たちの母親が子供達を育てる上で、母として知るべき情報ではあったのですね。(その原因となった過去の出来事に、母たるその方も関係していたことで、何よりも知るべき時期に来ていたのです。教えてもいいとの許可があったといいますか。知った方が、息子さんを愛せないことの理由を知り、良心の呵責から楽になる道でありましたので)

男と女の組み合わせである子供たち。

女の子側は生まれた時から、異性である自分の兄弟を生理的に嫌っていた。

基本的に男性が苦手で進学も女子校を選ぶ彼女。それだけであれば単なる男嫌いの一貫で、兄弟のことも異性という理由で、毛嫌いしているだけなのかとも普通は思うところですが、父親に対しては普通で祖父のことも受け入れられているわけです。極端で異常な男嫌いというのではなく。

ようするにその兄弟と、男性特有の性を感じさせる世代が苦手。

それだけだと、よくあることかとも思うのですが。でも、理由はちゃんと存在するわけです。ここには過去の関係性が関わっています。

詳しく書くことは省きますが。

どうして、そうした加害者と被害者という二人を、子供として今生において迎えることになったかというと、それぞれに対する償いと許しと、和解の道への模索もあるのですが…

男性という性を持った人物が、女性に対してどのように考えて、その存在をどのように扱うようになるかというのは、やはり親の愛情、育て方にもよるので、母として女性を尊重して大切にできる、そのような男の人に育てたいと…母としての愛情を注ぐことで愛を与え、愛を教え、優しい男性に育てたいと、当時切実に願い祈ったことに対する…

…その結果としての今生、そして親子関係なのです。

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そんなふうに、母であるその人自身が今生を生まれる前に、
自分へとそのノルマを課していたのですね。

つまり望んでこの二人の養育を引き受けたと…

覚えてないからこそ、苦悶し、悩まされることになるのですが。

これも学びのパターンです。愛を学ぶために、人は人生を生きている。
総ての試練は、愛の欠如を埋め合わせるための試練…だったりしますから。

いずれにしても親になるって大変です。
結婚も大変ですけれど、子供を育てるというのは本当に責任の重いことで、
お金が有るとか無いとか、そんな問題だけでは語れませんよね。

自分以外の他人の人生の責任をも背負うってことですし、その子のすること、その子が他人に対して行うことにも、責任があると言う意味でも。

生半可なことではないのですよね。覚悟のいることですし。

本当に…親になり、子育てをしている、全ての人を心から尊敬しますです。

そして、このケースのお子さんたちもそうなんですが、別のクライアントさんの事例なんかでも、やはり様々な因果因縁で結びついている関係性の、兄弟姉妹は多数存在しているのです。

お互いへのカルマのレッスンを、皆さんどうかクリアして乗り越えて、憎しみや恨みやあれやこれやを解放して、肉親としての絆や愛を育むところまで行って欲しいなあ…なんて思ったりします。

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