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アイドルのあれこれからの学びを言葉にする

最近、アイドル関連の話について書けていませんでしたが……変わらず日々、あれこれといろんなコンテンツを追っています。

そんな中で若干SNS疲れしてしまって、自分自身の思いをうまく言葉にできない日々が続いてるなーと。

何か一つのコンテンツが供給されるたびにそれに対する賛否両論の声が上がり、ファンの間でもそうでない人の間でも対立が生まれて。

コンテンツ本編を楽しむ前にそんな声たちが先に目に入ってしまうものだから、自分の感想も変な先入観に染まってるような気がしてきて。あれ、私の純粋な気持ちってどこだっけ?と。

語りたいトピックスはいろいろあるのですが、今日はかつてV6として活動していたメンバーや20th Century(トニセン)として活動しているメンバーのあれこれについてつらつら、綴っていければと。


森田剛のバラエティ出演について

もうすぐ舞台が始まる関係で、久しぶりに森田剛のバラエティ出演が続きました。「メシドラ」に「ララLIFE」、「帰れマンデー見っけ隊!!」、「激レアさんを連れてきた。」。

一番初めに放送されたのがメシドラでしたが、その放送直後に夫からも母からも連絡が来て。「森田剛が炎上してるね」と。

録画したまままだ見れていなかったので、どういうこと?とポカンとしていた私。送られてきた記事を見ると、グルメ番組なのにごはんも食べずにタバコを吸いに行く姿が信じられない……という記述に始まり、奥さまとの格差がどうのこうのという話にまで及ぶ内容でした。

一体何があったのか、それだけ読んでもよくわからなくて。もちろん鵜呑みになんてしないけれど、そんな記事を目にしてしまったもんだから嫌な気持ちになって、本編を見るのも少し後ろ向きになっている自分がいました。

やっとの思いで再生すると、自分が長く応援してきた中で変わらない「森田剛」の姿がそこにあって。

ペラペラとテンポよく喋ってその場を盛り上げるキャラクターではないし。一見言葉足らずだったり、塩対応に見えたりするところもあるけれど。

関係性が近い人にほど、扱いが雑に見えて彼なりの愛情表現が見え隠れするところ。最低限の礼儀は守るところ。変な取り繕いはせず、素直なところ。ああ、変わってないなあ……と。

確かに初対面の人からしたら、人見知りなところがあってコミュニケーションしづらい……というのはあるかもしれません。

25年以上ファンをしていても、彼が本当はどういう人なのか?掴みきれてないところもあるくらいなので。

そんな中で、彼の素の良さを存分に引き出してくださったMCの兼近さん&満島真之介さんは、さすがすぎました。

番組の最後までグルメ番組だと気づかなかった剛くんを、うまくイジってくれたお二人。(なぜ知らずにオファーを受けることになったのか、その真相は闇の中……剛くんもそこは知ろうとすべきだったのかもしれませんが)

久しぶりに会えたことがとにかく嬉しい!と思いを爆発させ、よき弟分と兄貴分のような剛くんとのやりとりが愛おしすぎた満島さん。

初対面にもかかわらず、程よい距離感で接しつつ、実は剛くんと共通点がかなりあることもわかった兼近さん。放送終了後にはファンのみなさん向けの限定コンテンツで「(剛くんが)マジいい人でおもしろくて最高」「また会いたい」「このことを森田剛ファンに伝えてほしい」と言ってくださったそうで。なんていい人なんだ、と。

今回の件での学びとしては、まずコンテンツの本編全てを見ずに一部を切り取り、前後の文脈を無視して炎上に向かわせるような記事の書き方をする人はやはりいるのだなあ……ということ。

こんなことは今回の件以外にもあるので、重々わかっていたはずなのですが。いざ、自分が応援している人がターゲットになると「いかにこういう記事があっという間に広がるか」を実感して。

悪気なんかなく、身近な人が応援してるから……と心配して記事を教えてくれる夫や母のような人もいますし。

ファンが抗議すればするほど、記事がさらに注目を浴びてしまうというジレンマもあり。難しいな、と。

私も変に触れずに無視しておけばいいかなーと思っていましたが……いつか自分がよく知らない誰かの記事を見て鵜呑みにしないように、と自戒も込めて言葉にしてみました。

もう一つは、変な先入観を持たず、純粋にコンテンツと向き合ったときの自分の感想を大事にすべきということ。

事前に炎上してることを知らなければ、私の番組の見方もまた少し違ったと思うんですよね。リアルタイムで番組を見ずにSNSで先に感想が流れてきてしまう……というのは日々のあるあるなので、避けることもなかなか難しいのですが。

自分の言葉が誰かの言葉で上書きされないように気をつけたいな、と。

ちなみに帰れマンデーでは、これまたサンドウィッチマンさん&ずん飯尾さんが感情をなかなか表に出さない剛くんの良さをいいかんじに引き出してくださって大感謝。激レアさんも、剛くんが昔からやってきた「サッカー」関連ということもあり、若林さんの絶妙なパスもあって楽しそうな笑顔が見られて幸せでした。ララLIFEもスタッフさんとの近い距離感が見えて、微笑ましかったし……ファンとしては共演者さんとスタッフさんたちに感謝しかないです。

ただこれはあくまで森田剛ファンとしての感想なので、そうでない方から見た彼に対する感想はそれはそれでちゃんと受け止めたいなと、思います。自分も「自分が特別ファンじゃない人」には、自分なりの感想を持ちますし。

長々と書きましたが、要は「周りに惑わされずに自分なりの受け止め方・楽しみ方をすればいいよね」「違う受け止め方をする人にあれこれ干渉したり煽ったりする必要はないよね」ってことが言いたかったです。


井ノ原快彦の「ぽかぽか」出演について

先日、「ぽかぽか」に生出演した井ノ原さん。後輩のTravis Japan 松田元太くんとの共演も実現し、実に嬉しい出演だったのですが。

ファンの感想を見ていると、賛否両論ありまして……

「V6 解散から3年 過去から未来まで本音ぶっちゃけSP」

のタイトルと共に、主にフィーチャーされた内容として、過去の話ではV6デビュー当時のトニセン・カミセンの格差についての話。未来の話では、「引退についてはどう考えているか?」などの話だったのですが。

20th Centuryとして歌って踊って現役バリバリのアイドル活動をする彼を知っているファンからすると、そこの話がすっぽり抜けていることに大きな違和感を感じる人も多かった、というわけです。

過去の話についてはあちこちで擦りまくられている話なので、またか……とコンテンツとしての新鮮味がなく、シンプルに残念でした。しかも、今回の出演にあたって井ノ原さん自ら話を出したわけではなくスタッフ側から「例のエピソードを……」的な感じで持ち出されたとか。

井ノ原さんはそれを「もう随分前の話だし、俺自分から言ってないからね!笑」「でもなんかそういうのも含めて愛おしいよね」「こんなに時間が経っても取り上げくださりありがとうございます」と笑いながら言っていたけれど。

(彼の本当の気持ちなんて私たちもわからないけれど)どんな思いであのコメントをしていたのか?については、スタッフさんも色々と察して思いを巡らせてくれていたら嬉しいな……と思いました。多分言葉どおりの意味ではない部分もあるんじゃないかな、と。

未来の話も、前向きにこれからやろうとしてることを聞くのではなく「引退」という言葉で唐突に質問していたのは確かに少し、疑問でした。一体どんな回答を期待してこういう構成にしたのだろうか?と意図がよくわからなかったというか。聞かれた側も、井ノ原さん以外の方々含め困惑していたように見えましたし。

一方で井ノ原さんの後輩と踊る姿が見れたり、終始「井ノ原快彦節」全開で人柄の良さもアイドルとしてのキラキラさも出ていたりして、新たに井ノ原さん沼にハマる人も続出していたようなので。その点ではよかったなー!と思うのですが。

ファン視点でモヤっとした点があったのは、まあ事実かなあと。

でもこれも、難しくて。そもそも番組としてどんな視聴者層をターゲットにしてるのか?を考えればきっとファンではないですよね。ファンじゃない人からした現在の井ノ原さんは「元V6の人」であり、世代的にデビュー当時の記憶からアップデートされてない人ももしかしたら多いのかもしれない。

自分がファンでない人を番組で見たときに「久しぶりに見たな」「最近何してるのかな」「よく見ていたあの頃が懐かしいな」と思う感覚は、確かにあるから。その視点での番組作りがされることは、私たちもある程度覚悟して見ないといけないのかもしれない。これは、今回あらためて得た学びでした。

本人が望むもの、ファンが望むもの、そして幅広い視聴者に受け入れられるもの。いつだってそのバランスは難しい。

ぽかぽかに限らず、どの番組を見ていても、100%全方位から好かれる番組ってなかなかないんだろうな……と思います。その中でいかに多くの人に受け入れられるものを作るか、を制作サイドは日々模索されているのかなと。


もっとライトに書くつもりが、気づけば4000字近く書いてました……長々とすみません。この他にも、TOBE所属の三宅健に関連して、ファンの間でもSTARTO ENTERTAINMENT vs TOBEの構図が一部で見られて。どちらも関係なくフラットに応援する私としては複雑な気持ちになったり。

企業のCM起用においても事務所の垣根が取り払われない現実があったり。(これは一企業の広告宣伝担当としての立場もあるので、語るのが難しい面もありつつ)

事務所の構造やアイドルの定義そのものが過渡期の今だからこそモヤモヤすることは日々たくさん、あるけれど。

「プリプリして良いのはエビプリオだけ。」と岡田さんも言ってますので

なるべくプリプリせず、平和に健やかに穏やかに。自分が好きな人を自分が好きなように、応援していきたいですね。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

こちらの記事も、昨年書いたものですがあらためて考えさせられたので置いておきます……これだ!という答えは出ないまま、引き続き模索中です。

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