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「サラダ記念日」に恋の思い出を昇華させる
いつものように何気なくタイムラインを眺めていたら、流れてきたのは俵万智さんのポスト。
そっか、今日は7月6日……!
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
— 俵万智 (@tawara_machi) July 6, 2020
今は「いいね」の数を競うような風潮があるけれど、これはたった一つの「いいね」で幸せになれるという歌です☺️ #サラダ記念日
たった一つの「いいね」で幸せになれる。
本当にそうだなーと。いいねってささやかで、ちょっとしたことなんですけど。SNS上の数とかじゃなく、現実世界の言葉でも日々救われてる気がします。もちろんnoteの「スキ」にも毎日励まされてますし。
って、「1月12日いいねの日」企画室メンバーの立場でそんな記事を書かせていただいたこともありました。
俵万智さんの話に戻ると……もちろん、昔から存じ上げてはいたのですが。あらためてXでフォローさせていただいたきっかけは、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」との連動企画で詠んだ短歌を優秀賞に選んでいただけたことでした。
な、なんと…信じられないことに優秀賞に選んでいただきました😭
— mai.F (@wisteriaforest4) March 22, 2023
残念な恋の思い出も、言葉にすれば報われることがあるのだなと感激しています。
俵万智さんからの講評、宝物にします。
こんな貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました😭 https://t.co/5mBGo0Fpvh
何気なくポストしたものだったので、まさか!と驚きつつ、これをきっかけに短歌のおもしろさにも気づかせていただきまして。
何より自分の過去のもやもやした恋の思い出が、成仏というか……昇華された瞬間で。なんだかとても、救われたんですよね。
それから「恋の成仏短歌」というものを思いついたときにつぶやくようになったわけですが、せっかくなので今日も一句。
「付き合いたい」送信取消できるよう
短冊ではなくLINEに残す
勇気が出なくて送るまで時間がかかったり、送ってからも送信取消しようか悩むLINEなんて最近してないなあ……(遠い目)
逆に、どうやら深夜に来てたらしいLINEで送信取消の履歴がついてて気になる……!なんてことも、遠い昔の記憶となりました。
歳を重ねて堂々と、短冊に願い事を書き残せるようになったということかな。
今の願い事の中身については、またあらためて。
これまでの「恋の成仏短歌」はこちらのマガジンにまとめております……!もしよろしければぜひ。