1ヶ月記念に受けた幸せな洗礼
11月12日。娘がこの世にデビューしてから、1ヶ月が経ちました。
振り返ってみると、妊娠中は子どもへの想いが薄いんじゃないか?母親としての自覚がちゃんと持てるんだろうか?と不安になったり。
噂に聞く「出産」が近づいてくると怖くて仕方なくなったり。
産後の入院生活が想像以上のもので心が折れたり。
帰宅してから、いかに夫や周りの人の助けなしには成り立たない生活かを実感したり。
いろんな葛藤がありつつ、目の前のことに必死になっていたらあっという間に今日の日を迎えてました。
そんな今日は、これまた噂でしか聞いたことのなかったイベント「お宮参り」に行ってきまして。
そもそもお宮参りってどこに行くの?何をするの?いつ行くの?誰と行くの?何を持っていくの?
何もわからず、すべてgoogle先生に聞いて。
結婚式をあげた思い出の神社に両親と、義母と、夫と娘と6人で行ってきました。
予約も何もなく、当日にぶっつけ本番で神社の受付に行って、ご祈祷代を出したら(ご祈祷代を入れる封筒の書き方も検索しまくりつつ)すぐに案内されて。
10分後にはご祈祷を受けてました。
お宮参りってこんなサクサクと進むものなんだ……!?もっと仰々しいものを想像してたので、戸惑いを感じつつ。
抱っこ紐で娘を抱えた私が真ん中に座り、夫は右横に立って。他の家族は後ろに並んで、神主さんが登場。
いざスタート……!というところですが、正直ここからの記憶がほぼ、なくて。
というのも、ご祈祷殿に入ってから娘の「泣き声BGM」が鳴り止まず。
嫌な予感はしてたんです。ご祈祷を受ける直前にオムツは替えたものの、ミルクをあげるタイミングを逃してて。お腹すいてるだろうな……なんとかもってくれ……!と願っていたけど、だめでした。
神主さんの声をかき消さないように、なんとかボリュームをおさえようと試みるも、おさえるどころかどんどんボリュームアップ。
電車の中や街中でよく目にする「ギャン泣きする子どもと共に気まずそうにされているお母さん」の経験を、初めてした瞬間でした。
終始「なんとか泣き止んでくれ……!!!!!」しか思っていなかったのでご祈祷を味わう暇もなく、神主さんに申し訳ない気持ちで肩身が狭くなりながら退場。
なぜミルクをあげてから向かわなかったんだ……!とひとしきり反省しつつ。
両親や義母には「元気な証拠よ!」と慰められて、夫もそこまで気にしてなかったようで……まあこんなことで落ち込んでても仕方ないし、あるあるなんだろうなあと少しずつ気持ちを取り戻しました。
神さまに「私はここにいるんだー!」と娘なりに主張していたのかもしれないし。幸せな洗礼を受けられたことに感謝することにしよう。
これからいろんな場面で、今日みたいな状況になるんだろうな。今日はその試練の第一歩だったんだろうな。
何はともあれ元気に1ヶ月を迎えられた娘に感謝しつつ。今夜もまだまだ沐浴に授乳、ミルクのお相手をして差し上げたいと思います!
今日も一日お疲れさまです。
もしよければ、こちらも……
結婚式をした頃の思い出の話。
妊娠中の葛藤の話。
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