3.11に寄せて
みなさま、おはようございます。
今日は、東日本大震災から12年目の日です。
昨年にも書かせていただいたように、
たとえ現実の時間は過ぎていても、
ご自身の中の時計が止まっている方も、
多くいらっしゃると思います。
それは決して悪いことではないと思います。
むしろ、普通のことだとも思います。
私自身も、震災があった年、2011年は、
色んなことがありました。
その時から、しばらく、
ずっと時間が止まったままでした。
その止まった時間が、
いつ動くようになったのか、
はっきりとしたことは思い出せないのですが、
くるしい、かなしい、つらい、
やるせない、くやしい、
ネガティブでも、私の気持ちを、
ドンと受け止めて、
支えてくださった方に出会えたり、
この気持ちを打ち明けていなくても、
互いに思いやりをもって接することができる、
心あたたかい方に出会えたり、
そんな素晴らしい方々との出会いを通じて、
そんな方々に出会えた、出会わせてくれた、
出会うために生かされた奇跡に、
喜びと感謝を覚えたことから、
少しずつ、時間が動いたような気がします。
しかし、時間が動いたからと言って、
すべてが解決するわけではなく、
止まっていた時間の長さは、
私たちの中に深く刻まれていると思います。
私自身、思い出すたびに、再び時間が止まります。
その度に、誰かの力を借りて、時間が動く。
その繰り返しです。
"個"に焦点がよくあたる世の中(?)ですが、
やはり、"個"だけで成し得ることは、
かなり少ない、小さいと常日頃から、
私は考えています。
いつもそばにいてくれる人、
話しかけてくれる人、
すれ違う人、
生活を支えてくれる人、
わたし、
という"個"を、
過去、現在、未来で、
直接的に、間接的に支え、見守ってくださる、
すべての人がいるから、
わたしは、わたしを生きられる。
私も、私を支えてくださった方のように、
誰かの支えになりたい、
寄り添いたいと思いながら、
今日も、そして、これからも、
周りの人と一緒に、
時間を過ごしたいと思う、
今日この頃です。
今日も、皆様の一日が、
愛と感謝と喜びで、
満ち溢れる日になりますように🌸