
うきぐも
✨みんなの笑顔や笑い声で溢れる環境になりますように✨
これは、私が今年の七夕の願い事。
もう、誰かのくしゃくしゃの顔、震える声を見聞きしたくない。
だから、誰しも自分でいられる、
誰にとっても居場所となるような、
笑顔や笑い声であふれる環境を作れるように、
今年も頑張ります。
こう決意した。願った。
でも、翌日に、容易く崩れた。
私は、打ちのめされた。
そして、今でも、打ちひしがれている。
私の目の前で、後輩たちが泣いていた。
彼らもまた、打ちのめされ、打ちひしがれていた。
初めの怒りが、
段々と、悔しさ、やるせなさ、に移り、
最終的には、涙に変わっていった。
彼らは、戦っている。
目の前に立ちはだかる理不尽な環境と立場と。
彼らは、抗っている。
自分の考えや想いを捻じ曲げて、
誰かの指示に従わねばならないことに。
彼らは、また、彼ら自身と向き合っている。
今のままではダメだと。どうにかしないと。
彼らには、あるところから放つ言葉は、
彼ら自身を否定する言葉にしか聞こえなくなっていた。
そんな彼らが放つ言葉は、
決して恨み節だけではなく、
彼ら自身の懺悔も入っていた。
これまで必死に、いっぱい我慢してきただろう。
人知れず、苦悩し続けただろう。
どれだけ、自分を捻じ曲げてきたのだろう。
それでも、一生懸命、誠実に生きようとしてきたのだろう。
彼らが少しずつ放つ、震えた声を、
黙って、じっと聞きながら、
私は、私を探していた。
沸騰する血潮が、からだのありかを示すが、
そこに、こころが存在しない。見つからない。
また、繰り返されている。
その現実に、茫然自失になっていたと思う。
しばらく、かける言葉が見当たらなくて、
少しパニックになった。
しばらく困惑しながらも、
もう、無理しなくていい。
もう、したくないことはしなくていい。
もう、何も気にせず、自分の思うまま、過ごせばいい。
主たる言葉は、それで埋め尽くされた。
今では、あの時、何を話したのか、詳細は思い出せない。
でも、そのあと、変な興奮に襲われた。
そして、それが無くなった瞬間、
酷い疲労感と共に、突き落とされた感覚に陥った。
彼らを根本的に助ける術を、
考えても、考えても、考えても、
考えても、考えても、考えても、
考えても、考えても、考えても、
何一つとして出てこない。
そんな自分の至らなさに、
無力さに、為す術がなく、
考えれば考えるほど、体が軋み、
落ちるところまで落ちていった。
そもそも、助けられるような立場も力もないし、
そんな聖人でもなんでもないのに、
こんなことを考えて、
勝手に落ち込んでいるようにも思えた。
そんな私を嗤うように、
人の醜悪な本性が、私に流れ込む。
他の人のことなど、誰も考えてはいない。
結局、自分のことしか考えていない。
そんな一面を垣間見て、さらに酷く落ち込んだ。
正直、立ち上がれるかどうか、心配になるどころか、
もう立ちあがりたくない、と思ってしまった。
でも、、、でも、、、でも、、、
その言葉を口にする私が、私に抗う。
最近は、ずっとこの膠着状態で、
様々な情動が混在する状態でもある。
だいぶ落ち着きは取り戻してきた、と思う。。。
まだ、不安定なのは、確か。
でも、この不安定から、
無理やり、抜けようとは思わない方がいいかもしれない。
不安定な私にも、まだ、できることがあるかもしれない。
浮雲みたいな私。
しばらく、風に揺らぐ時間も必要かもしれない。
いいなと思ったら応援しよう!
