時には、まっしろに
10年に1度の大寒波。
交通機関だけでなく、
皆様のお心も乱れ、お疲れの方もいらっしゃるとお察しします。
どうか、少しでも暖かく安らげる時間が取れますように、と願っています。
ふと、思い返せば、約10年前も寒かったような気がします。
当時、通っていた高校までの道のりが、
雪で少しおおわれていた記憶があります。
当時は、高校生なりに、頭の中がいっぱいいっぱいでした。
家族、病気、大学受験。。。過去、現在、未来。。。
耳を外の世界から遮断して、
ずっと目を下にして、足ばかり見つめていました。
あれから、約10年。
今は、今で、頭の中がいっぱいいっぱい(笑)。
研究室、人間関係、組織、個、全、、、
家族、病気、研究、就職活動、、、etc.
今日は忘れよう!と思っても、
どことなく考えていたり、思い出したりして、
その度に、しんどくなっていて。
今朝も、ふくらはぎのつっぱりで(=足がつって)、
起こされて、昼にも再発の体たらく(関係ない(笑))
そんな時に、ふと流れてきた、白い景色に、
どことなく憧憬を抱く自分がいました。
まっしろに、なれたら、
どれだけ、らくなんだろう、、、なんてね。
今も、本当は、問題集の時間に充てようとしたのだけど、
全然、気持ちも上がらないし、
なんだか、コンディションも良くない。
そんなことを考えているうちに、なんだか、休みたい気分になった。
というのも、自発的で突発的な気持ちは、後添えで、
偶発的、だけど、将来的に最重要な予定が入りそうだから、
それに専念するために、
来月は、研究を少しお休みしようかなと。
研究から、研究室から、少し離れようかなと。
本当は、ここ最近、
人の言葉に、過剰に敏感になるモードに、なってしまっている。
「最近、よく実験しているね。」は、
本来、「頑張っているね」という意味なんだろうけれど、
その時の私は、『"最近"ってどういうこと??』と思ってしまった。
私が研究室にいなくても、どうにかなる、と信じている一方で、
自分は必要な存在ではない、とも思ってしまう。
簡単な言葉で言うと、
自己肯定感が異常に低い状態で、
来る将来のための重要な事項をこなすことはできない、
とも思いました。
だから、来月は、(研究については)まっしろに。
(と言いつつ、考える自分がいることも、受け入れて。)
時には、まっしろに。
そのまっしろがあったからこそ、他のいろが、映える。
そう信じて。