生まれる言葉 ~川柳を使う~ NO.1
川柳とは、17音字で人間や社会を詠う短詩文芸です。
難しいことはさて置き、自分だけの言葉が生まれる瞬間を味わってみませんか。まずは穴あき川柳です。
名も知らぬ人と見ている〇〇〇〇〇
〇5文字、皆さんならどんな言葉を入れますか?
私はこんな風にして言葉の世界を楽しんでいます。
なごみのひと時に、よろしければご覧ください。☆☆☆
普通、詩の解釈は読み手さんにゆだね、自分で説明するものではないと
思いますが、言葉が生まれてくるプロセス(裏側)をご紹介するのも楽し
いかなと思い、この場ではあえて簡単な説明も加えてみました。
名も知らぬ人と見ているレインボー
〇には美しい景色を入れました。
最近、海にまたがる大きな大きな虹を見たのです。
端から端までさえぎるものは何もなく、
それは見事な半円を描いていました。
偶然居合わせた人と「こんな事あるんですね~」
「ね~、本当に!」と笑顔で言葉を交わし合ったのです。
虹なんて出ていなかったら目を合わせることもなかったであろう
他人様。
美しい景色は一瞬で人と人とをつなげてくれるのだな
と実感したのです。
☆☆ お読みくださり、ありがとうございました。
今日もどこかで虹が出ていますように! ☆☆