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公平で接客したいけど・のに・だから?

私は高校生の時とフリーターの時コメダでバイトをしていた。
地元のコメダと引っ越した先のコメダだ。
両店ともどちらかというと田舎の喫茶店という感じだ。

私は接客というものをコメダで学んできたが、それとは別にずっとヤキモキしていたものを感じていた。

それは私の性格もあるかもしれないが、すべてのお客様に公平に接客をしたいことだ。

というのは、コメダは常連さんが多い。
毎日この時間に必ず来る人
席が決まっている人
必ず出来立てのゆでたまごじゃないといけない人
読む新聞が決まっている人
コーヒーはぬるめがいい人
などなど

どちらの店舗もほとんどそういう常連さんがいた。

地元のコメダでは高校生だったので先輩方の言うとおりに覚え、その通りに接客していた。

しかし、大学・フリーターを経て感じるのは人よって接客に差が出てしまうのはどうなんだろうと感じていたのだ。

ベテランの先輩になると常連さんとは友達のような家族のような付き合いになっている人もいる。

果たしてそれは良いのだろうか?

私は多くのコメダがある中でここのコメダに来てくれる初めての人でも常連さんでも同じような公平な接客でありたいと思った。

それを特に感じたのは二件目のコメダで働いていた時。
そこは大きな工場の近くなのでほとんど常連さんが多く、たまに初めての人が入り、席が変わってしまったら常連さんは「客に言って変えてほしい」というくらい固定しているくらいだった。

そんな私だから二件目のコメダでは矛盾を感じながら接客しており、だからこそ常連さんこそ距離を取ってしまった時があったと思う。

しかし、自分が少しだけだけど個人事業をやったり、ほかの仕事をしたときに常連さん(リピーター)をつかむのがどれほど大変か思い知ったのだ。
何度も来てくれる人はやはりありがたくとても嬉しいものだと知った。

だからこそ公平というラインはあれど、常連さんにはプラスの接客をしても良いのだと今なら実感できる。

ここに来てくれてありがとう、選んでくれてありがとう、何度も通ってくれてありがとう。
もちろん、だから過剰サービスや理不尽な要求を全部する必要はないと思うが、それは一部のお客さんであって、すべての常連さんではない。

自分がお客さんの立場で常連さんだったらやっぱり、一言多い言葉をくれる方が嬉しいし、少し世間話もしたいものだ。

また、余裕が出たら喫茶店などで働きたいと思ったのでした。



#仕事での気づき

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