やりたいとやる覚悟
幼稚園の卒園文集では「レジのお姉さん」になりたかった
小学校の時は「アナウンサー」になりたかった
中学校の時は「小学校の先生」になりたかった
高校の時なりたいものになる期限が迫っていると感じた
大学では「家庭科の先生」になる資格を取れる学科を選択した
卒業してから「広告代理店」に入ったが体を壊した
飲食店でバイトをしてひょんなことから「添乗員」になった
結婚を機に辞めて「レンタカー受付」で働くことになった
妊娠をきっかけに辞めた
出産後自分には何もないと社会からはみ出たような気がした
幼少の時から好きで学んで趣味でもずっとやっていた「占い」がお金になることを知り起業を始めた
その間も「こども」というキーワードが常に気になり子どもに対しての「お礼法」を学ぶことがあることを知り、学んだ。
でも、まだまだだと思う自分は二の足を踏んでいる。
学校での地域連携ボランティアの募集があり、その説明会に参加した。
・学校側が希望していること
・ボランティアさんが何ができるのか
色々話しているうちに私は「朝の時間少しでもいいから礼儀作法を伝えていきたい」と校長・教頭先生に伝えた。
先生方は「礼儀作法とはどんなことをするのですか」と聞いてくれた
私は「礼儀作法と言っても型だけのマナーではなくて例えばお辞儀一つ取っても3種類ある。人を大切にすることそのためにはどうすればよいかと考え、自分の心を育てることを伝えたいのです」と話した。
先生方は「なるほど前向きに考えていこう」と仰ってくださったとき私はどんどん心臓が早くなるのを感じた。
やりたいことができるかもしれない嬉しさと、こんな自分で教えることができるのだろうかというプレッシャー、礼法の先生が以前からおっしゃっていた「実践なき学問は意味がない」という言葉がぐるぐると頭の中でまわっている。
何を自分が止めているのか。
人間には絶対大切なことだと思う、だから伝えていきたい。
実践講座を作って10月11月のために人も集めている。
肚をくくる。ただそれだけなのかもしれない。
なんか、葬送のフリーレンでもフェルンが言っていた気がする。
「必要なものは覚悟だけだった」・・・だっけ??