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一つ、今までそうだったからを変えた日

子供会の総会に行ってきました。

集合時間は夜7時
終わったのが夜10時

これ、もう何十年も続いていたんですよ。

小さな子供がいようが、お父さんが仕事でいないくても、
「今までそうだったから」

何十年前は良かったかもしれない。

祖父母と一緒に住んでいる人も多かった。
お父さんが必ず家にいた。
誰かの家で大人が見てくれた。

けど、もうそんな家庭は無くなってきている。

子どもだけで今まで留守番させていた。
お父さんが夜勤で帰ってこない。
隣の人がだれかもわからないし、そんなお願い申し訳なくてできない。


やってこれてはいたけど限界は来ていた。

誰かが言わないと周りもそれでよしと思っているかもしれない。

と言うことで、次年度の会長が「来年度からは夜に集まるのやめませんか?」と一言提案してくれたのだ。

10人も満たない狭い世帯
ここで多数決なんて取ったら次何言われるか。

そこで声をあげたのが今年度の会長
「いいんじゃない?午前中でも構わないし」

そんな二人の声掛けで周りの空気が変わったのが見えた。

そのあと、お疲れ様のお茶会で「夜、お父さんいないときあるからよかったぁ」「子どもが心配して起きているから困っていたの」などなど
声があったので変わってよかったです。

もちろん中には、めったに夜にでないからこういうきっかけで堂々と夜外に出て皆さんとおしゃべりするのが楽しかったのにという声もありました。

それはそれで、お茶しましょうということにもなったのでいいのかな。

いろんな意見があって当然だし、長年のやり方ややってきたからという声もある。
でも、誰かが声をあげないと変わっていかない。

小さな子ども会総会に今の日本の政治が見えたような気がしました。

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