見出し画像

現代人生活の弊害

 肩凝り、腰痛。
 悩む人は少なくないのではないでしょうか。特に2020年以降、リモートワークになったりあまり外出ができなかったりして、より凝りや痛みがひどくなった人もいるかもしれません。

 私自身、2020年のゴールデンウィーク前に急に起き上がれないほどの腰痛になりました。ぎっくり腰ではなく、ただの腰痛だったのですが、仕事をしようにも2時間とすわっていられない。慌てて整体へ行ったら「板!」と驚かれました。
 で、身体に不安があると、何をやるにもその不安が頭をよぎる。始業の時間になると「うぅ、今日、腰大丈夫かなぁ」って具合に。
 どのぐらい腰痛に支配されていたかというと——。腰痛になった時期はちょうど古賀史健さんによる『batons writing college(バトンズの学校)』の受講者募集の告知開始時期と重なっていたのですが、応募課題のテーマ「新型コロナで変わったこと」に対して、最初の2週間ずっと「リモートワークで腰痛……リモートワークで腰痛……」しか思いつかなかったほどです。いやあ、本当にあのとき、ちゃんと別の事柄に思い至れてよかった。

(▲その応募課題を核に、編集・後日談の情報を加えたnoteです)

 整体に通い、家で使っている椅子と机の環境を改善して、腰はかなりマシになりました。でも、それ以前に蓄積してきたものが大きすぎて……。一時期よりはずっとマシになったとはいえ、腰の違和感や凝り、肩首の凝りは今も潜んでいて、気持ちが下がっているときやちょっと無理をしたときにはひょっこりと顔を出してきます。
 ちなみに肩凝りは右のほうが筋がピンとなって、右肘、手首までちょっとツンと抜けるような違和感を抱くことが多いです。
 それから、3カ月ほど前から謎の右脹脛の張りも。寝ているときに攣りそうになって、肉離れしそうな感覚になります(肉離れしたことないけど)。
 どうしてこんなに右ばかりなのか。そして脹脛はリモートワーク関係なさそうなのになぜなのか。結構本気でコスモ・オナンちゃんに霊視とお祓いをしてもらおうかと思うほど、悶々としていました。

 それが、このゴールデンウィークを経て、右ばかりなのも脹脛も、理由が分かった気がします!

 小学生からお世話になっている馴染みの整体で、鍼灸まで全身しっかりケアしてもらい(施術後は身軽になったけれど、帰宅後〜翌日はいわゆる好転反応で眠けだるさが凄まじかった)、毎日湯船に浸かる。PCを触る時間を減らす。これだけで、凝りや左右さをすっかり忘れた身体になりました。
 あと、帰省前に参加したインプロのワークショップでは身体を動かすエクササイズもあり、それが終わった後はちょっと気持ちが明るいと言いますか、世界の明度も彩度も上がって感じました。
 要するに、人間らしい生活をすれば良いのですが……。

 なかなかそうもいかないのが、現代人の日常生活。東京に戻ってきて、日常の仕事が再開して3日。すでに再び腰痛・肩凝り・右脹脛の張りが、こんにちは。これまで麻痺していたのが一度改善した分、ゴールデンウィーク前よりは軽いはずなのに、その怠さを余計に感じてしまいます。ぐぬぬ……。
 そして、どうしてその状態になっていくのかが見えてきました。
 腰や首が悪いのかと思ってた。いや、それも悪いんだけど、どうも根源は右手首のようなのです。というか今、右手首が違和感バリバリです。

 一番は、Macのトラックパッドを使うとき。手首を痛みやすい方向に動かし、右肩にも変な力が入っていることを発見しました。そしてその力が入っているところは、筋も特に固くなっている箇所。変な力が入るから、腰も一緒に動いて歪み、結果その影響が脹脛までつながっている様子です。
 それから、スマホ。とにかく右手。親指の付け根が疲弊しているのを感知しました。
 さらに、お風呂上がりのドライヤー。右利きでほとんど右手で持ってしまうのですが、これが地味に手首と肩に負担なのです。

 しかしどれも0にはなかなかできない……。健康は便利には変えられないけれど、でも便利も捨てられないのよ。お風呂でしっかり温めて、適度にストレッチするしかないのかなあ。
 とりあえず、早急にワイヤレスのマウスは購入したほうがいいかもしれないですね。

 あ、余談ですが、せんねん灸の「火を使わないお灸 太陽」おすすめです。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?