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過去と犬と雲と ~愛犬短歌(41)~

雲を見て
 過去の苦さが胸まで登る
  リードを引かずに
   そっと歩く犬の優しさよ


(しばらくぼうっと物思いしながら歩けるほどの、静かな散歩時間。
あ、そだ、はなはどうしたっけ、と少し振り向くと、のんびりこちらを見上げてました。空の美しさに辛いことを思い出した朝、すっとそれを散らしてくれる犬の存在に感謝です)

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