日本ワイナリー巡り 中伊豆ワイナリー シャトーT.S【静岡県伊豆市】
GW後の休日の朝、東京駅から東海道新幹線に乗り込み、4年ぶりに静岡県内の知り合いの飲食店へ向かいます。
夕方からの食事の前に、ワイナリーに寄ります!!
修善寺へ
三島駅で新幹線を降りて、伊豆箱根鉄道に乗り換え、終点の修善寺まで行きます。
伊豆箱根鉄道には初めて乗りました。
民家が近く、せせらぎや川のある風景をのんびり眺めて、ローカル線を満喫!
修善寺駅に到着!まず駅周辺を散策します。
大学生の頃、サークル仲間と車で西伊豆に行ったときに修善寺も通ったはずですが、覚えている風景はありませんでした。
駅前の商店は閉店しているところが多く、ややさみしい印象です。
この日、ランチをワイナリーで食べようか、駅前で食べようか迷っていました。
街の様子を見て、駅前のお寿司屋さんに入ってみることにします。
商店街って応援したくなるんですよね。
高齢のご夫婦のお寿司屋さん、穏やかな雰囲気でした。中トロや海苔のお味噌汁が美味しかったです。お元気で頑張って下さい!
さあ、無料の送迎バスでワイナリーへ向かいます。
中伊豆ワイナリー シャトーT.S
修善寺駅から20分ほど、バスでくねくね道を進んで、別荘地を抜けたところにワイナリーがありました。
朝まで降っていた雨の影響で、修善寺駅あたりはムシムシしていましたが、ワイナリーの標高は300mとのことで、空気が爽やかです!
こちらのワイナリーは、シダックス創業者の志太さんがオーナーだそうです。「Japan Winery Award 2021」 4つ星受賞の実力派ワイナリーです。
30年ほど前に、地元に貢献したいということで作られたワイナリーで、周辺にはホテルや温泉、スポーツ施設、乗馬施設もあります。
静岡県の日本酒で「志太泉」ってありますよね。検索すると、静岡県にはかつて「志太郡」という郡があって、「志太」は藤枝市周辺のエリアをさすようです。
さあ、メイン施設のテラスに出ると、一面のブドウ畑! 壮観です!
今回、ワイナリーに訪れた主目的は、枝を伸ばしはじめたブドウの樹の様子を見ること!!
案内板をみると12種類のブドウが植えられている様子。
まず、テラスの目の前が「信濃リースリング」で、リースリングとシャルドネを交配した種類。
雨除けのビニールの下に粒々したものが見えますか?
これがブドウの花の蕾です。
ビニールの上には、新しい枝が伸びていますね。
1ヵ月前に行った「ココ・ファーム・ワイナリー」では、ブドウは枯れ木の状態でした。
ブドウの樹が、この1ヵ月余で大きく成長しています。
信濃リースリングは、新しい枝の先のツルの部分がライトグリーンなのに対して、メルローやヤマ・ソーヴィニョンといった黒ブドウは、ツルの部分がやや赤みがかって見えました。
蕾はまだ小さくて、上を向いていましたが、これから大きくなってくると蕾は下向きになるそうです。
それから、このブドウ畑の土が湿っぽくないことに気づきました。
途中の車窓から見た畑などは、朝までの大雨で水たまりが残っていました。
このワイナリーのブドウ畑は、表面がさらりとしていて、水はけがいいことがわかります。
ブドウは水はけのよい土壌を好みますからね。
さて、施設に戻ります。
工場やオーパスワン等のコレクションなどを見てから、テイスティングをしましょう🍷
こちらでは、1杯100円~200円ほどで有料テイスティングができます。
12種類くらいあるなかから、白3種、赤2種を試飲(計700円)しました。
このブドウが ↓ 左のワインに
右のソーヴィニョン・ブランが一番ドライ、真ん中のシャルドネは樽が効いていて、これらはいずれも想像どおりな印象でした。
そして、左が先ほどの「信濃リースリング」です。
信濃リースリングは、華やかさがあって、ややトロリとして、香りはやや甘いようにも感じますが、味わいは辛口です。リースリングらしい、筋が通った穏やかな酸味もあります。
この甘辛いような感じ、先日飲んだ岩手県のエーデルワインさんの「リースリング・リオン」にも通じます。ブリの照り焼きにも合って美味しかった「リースリング・リオン」と似たものを感じて、こちらのワインを購入することにしました!
このブドウが ↓ 右のワインに
メルロー2020は悪くなかったですが若い印象で、もう少しこなれるとより良くなりそうです。
プティ・ヴェルド2018は、秋冬のディナーによさそうでした。
テイスティングしてワインなどを購入後、修善寺駅に戻る際にもワイナリーの無料送迎バスを使わせてもらいました。
こういうバスを運行してもらえると、利用者としては大変助かります🍷
日本ワイナリー巡り3県目
さて、今回初めて静岡県産ワインを飲みました。
これで飲んだことのある日本ワインは22県になります。
飲んだことを忘れてしまった県もあるもしれませんが、現時点で22県を経験済みとします。残り25県のワイナリーの日本ワインは未経験です。
そして、noteの記録は3県目です。
これから巡った記録を増やしていきます。残りは44県!!
ただ、全47県を踏破できない可能性も大いにあります。
現在、佐賀県には日本ワインを生産しているワイナリーがありません。
また、見学できないワイナリーも多いです。
noteでは以下の方々が、47県制覇に挑戦されています。
べいさんの「クラフトジン制覇」
asさんの「47都道府県郷土料理チャレンジ」は2巡目以上ですごい!
私も頑張って挑戦します♪♪ どこまで行けるかな😃
<日本ワイナリー巡り note記録 3県>
note記録 2県目は、栃木県のココ・ファーム・ワイナリー
note記録 1県目は、新潟県のカーブドッチでした
今回もお読みいただきありがとうございました!