極小ワインショップ
よく、ワインってどうやって買うの?と聞かれます。
日本ワインはワイナリーのオンラインショップから直接購入したり、日本ワインの取り扱いの多い酒屋さんから購入することが多いです。
では、海外ワインはというと、通販も利用しますし、たまにスーパーでも買いますが、私は小さなワインショップで買うのが好きです。
期待以上に美味しかったり、印象に残るワインは、小さな店で購入したものが多いからです。地域性の感じられる海外ワインを自宅で楽しむためにワインショップをめぐっています。
吉祥寺「ACワイン」
前回の記事に書いた「季節の天ぷら」を作ってくれる女性料理人さんが「いま店内で飲めないけど、いい酒屋さんあるので応援お願いします。どこも情熱のある酒屋さんなので是非行ってみて下さいね。」と、教えてもらったお店がありました。
そのなかに、もっと早く行っておけば良かった!と思うワインショップがありました。
それは、吉祥寺の「ACワイン」という、とてもとても小さなワインショップです。ここのワイン、手頃でリピートしたくなるワインばかりです。
noteに書かれている方もいらっしゃって、大いに賛同!
いついっても、スタッフの方がほんとに丁寧に説明されてて、横でなんとなく聞いてても楽しいです。
先日はなんの話の流れか、「海底二万海里」のノーチラス号の話までしてて面白かったです。
こちらのお店では、買ったワインすべての説明文を印刷して渡してくれるので、産地やブドウの品種を忘れてしまっても、調べなおさなくてよくてありがたいです。
飲みながらワイナリーの歴史などの説明を復習するのも、個人的には好きです!
荻窪「URARA」
こちらも小さなワインショップです。偶然、dancyuの記事を目にして、1年ちょっと前に行きはじめたワインショップです。
荻窪駅から3分くらいと便利ですが、路地裏の静かな一画にあります。オーガニックワインの美味しさも再認識させてもらいました。
通年同じラインナップではなく、季節に合うオススメのワインを揃えてくれるのがいいです。
今のシーズンは、白ワインやオレンジワイン、泡が多めな印象です。冬はカリフォルニアやバローロなどの重めの赤ワインが多かったです。
このような小さなワインショップ、じわりと増えています。あなたの街の近くにも、小さなワインショップありませんか?
極小ワインショップのリピートワイン
最後にこの2店で購入したワインのうち、私がリピートした&リピート確定のワイン達をご紹介します。
2店とも1ヶ月で棚がほとんど入れ替わるので、もうないものもあるかもしれません。
でも、もし気になるものがあったら、似た味わいのものなどを出してくれると思いますので、お店の方に聞いてみてくださいねー!
まず、写真の3本は吉祥寺の「ACワイン」にあったワイン達です。左から順にご紹介↓
◼️アンゴーヴ チョーク・ヒル・ブルー バブルス
南オーストラリアの辛口スパークリングです。ブドウはセミヨン、シュナンブラン、シャルドネ。
アンゴーヴ家は1886年設立、現在5代目、2008年には「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたそうです。
この泡、美味しいのはもちろん、スクリューキャップなのが特徴です。オーストラリアワインは、環境保護とワインの品質管理の観点から、スクリューキャップがとても多いです。泡では珍しいですが、スクリューキャップは開けやすく、閉めて保存できてとても便利です。
3本リピートしました。
前回の記事「揚げ物×スパークリング」で書いたように、アジフライにめっちゃ合いましたし、バランス良くて料理に合わせやすいワインです。
◼️ドメーヌ・ブリュノ・クレール マルサネ ロゼ ル・サントネール
フランスのブルゴーニュのロゼです。
1919年にマルサネでロゼをつくりはじめてから、2019年で100年になったのを記念して、ロゼワインをつくりはじめた祖父の写真をラベルにしたという特別なワインです。
ロゼ好きとしては買わずにいられず、購入しました。価格は3千円ほど。
このワイン、他店で購入しましたが、ACワインさんにもおいてあり、さすがのセレクトと思いました。
ブドウはピノ・ノワール100%、バランスが良くて何にでも合うロゼです。先日、疲れがたまっていた時、国産の鰻の蒲焼きを買ってきて家で鰻丼にしたのに合わせて癒されました♪
◼️アルジオラス イセリス ビアンコ 2018
イタリアのサルディーニャ島の白ワインです。ワイナリーのアルジオラスは1918年に最初のブドウを植え、代々ブドウ栽培を続けてきたそうです。
ブドウは、ナスコという希少な土着品種と、ヴェルメンティーノのブレンド。2,700円ほどでしたが、3,700円してもいいと思える飲み応えがある辛口ワインでした。
このワインに、ボッタルガ(イタリアのカラスミ)のパスタ、鶏肉とシメジとほうれん草のクリーム煮がとても良く合いました。イタリアワイン好き、コクとミネラル感のある白ワイン好きとしては大満足です!このサルディーニャワインもリピート決定です。
次は、荻窪の「URARA」のワインで、前にもご紹介した2本です。
◼️グリーン・ソングス アンバー ピノ・グリ 2020
ニュージーランドのロゼのような色のオレンジワインです。先日、リピートしようとしたら、「昨日売れちゃったんです」とのことで残念でしたが、また次のチャンスにゲットしたいと思います。
◼️ラブロック オレンジ ソーヴィニヨン・ブラン 2019
こちらもニュージーランドのオレンジワインです。「Bio gro認証」であり「ヴィーガン」ワインでもあります。
私が書いた記事のなかで、↑この記事が一番読まれてるんですよね。環境とかサステナビリティを意識されている方、増えてるんですね。
URARAでも「これから3千円台のオーガニック入れます」とおっしゃっていて、私もオーガニックワインもっと知りたいと思っています。