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4月のマリアージュ 春野菜×ソーヴィニヨン・ブラン
年度末、4月と仕事が山盛りでnoteの間隔があきました。すっかり春ですね♪
筍、山菜、アスパラガス、空豆、ここ1ヶ月で春野菜が増えました。春野菜といえば、ソーヴィニヨン・ブランです!!
ソーヴィニヨン・ブランは、黒ブドウのカベルネ・ソーヴィニヨンの親にあたるってご存知ですか?ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・フランが自然交配してカベルネ・ソーヴィニヨンができたそうです。あの重さと渋みのあるカベルネ・ソーヴィニヨンが、白ブドウのソーヴィニヨン・ブランからできたなんて意外じゃないですか?
原産地といわれるフランスのボルドーでは「ソーヴィニヨン」は「ソバージュ」のような、樹の勢いがよい様を表す言葉だそうで、ソーヴィニヨン・ブランもカベルネ・ソーヴィニヨンも、良く繁るところが似ているそうです。味はまったく違いますが、私はカベルネ・ソーヴィニヨンもソーヴィニヨン・ブランも両方好きです。
ソーヴィニヨン・ブランは、キレイな酸味と青リンゴやハーブのような青っぽい香りがして、春野菜にとても良く合いますが、試したいと思っているマリアージュが試せていません!今回は妄想マリアージュです♪
■奥出雲ワイナリー 横町 ソーヴィニヨン・ブラン 2019
このワインは、先月はじめて購入しました。清流のようなキレイさもありつつ、青リンゴや柑橘類のような程よい果実の香りがして美味しかったです。さすが、日本ワイナリーアワード四ツ星で高評価な奥出雲ワイナリーさんのワインです。
こちらのワイナリーは島根県の雲南市にありますが、このワインのブドウは広島県三次市の横町さんが栽培されたものだそうです。島根県雲南市と広島県三次市は、県は違いますが、隣の隣くらいの市で近い距離にあります。雲南市と三次市に隣接する飯南町に行ったことがありますが、とってもいいところでした!山菜の時期ではありませんでしたが、民宿で山菜を保存食として大事にとっておいたのを冬にいただいて、とっても美味しかったです。
手作りのお漬物、コンニャク、味噌などなどと、地元で採れたものをふんだんに使った、手間のかかった山の幸のお料理にこの奥出雲ワインを合わせてみたい!!!これが妄想マリアージュの1つ目です。(実現できるのは来年以降になりますが・・・)
■セイズファーム ソーヴィニヨン・ブラン 2019
富山県氷見市にある、大好きなセイズファームのソーヴィニヨン・ブランです。昨年の11月頃に近所で見つけました。こちらのワイナリーも日本ワイナリーアワード4つ星です。先ほどの奥出雲ワイナリーが山のワインだとすると、セイズファームは海のワインです。ミネラル感があって、魚介類に良く合います。
春野菜と魚介類には、このセイズファームのソーヴィニヨン・ブランが(きっと)合います!こちらでいま合わせてみたいのが、「空豆とタコの柚子こしょう海苔和え」です!これが妄想マリアージュの2つ目です。
これ、合うと思うんです。GW中に是非試してみたいです。
ちなみに、最初の写真は「空豆とクリームチーズの柚子こしょう和え」です。ゆでた空豆とクリームチーズを柚子こしょうで和えるという簡単レシピで、このシーズンになると食べたくなる一品です。
あと、ソーヴィニヨン・ブランといえば、リュードヴァンも外せません。↓
ソーヴィニヨン・ブランは、日本の白ワインで8番目のシェアですが、全体の0.7%しかありません。近年、長野県や北海道で増えてきているとのことで、ソーヴィニヨン・ブラン好きとしては、今後に期待です!