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WSET Level3 | 効率よく対策する勉強方法

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WSET Level3に効率よく合格する方法をまとめていきます。
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記事一覧

WSET Level3:記述問題対策⑩(スパークリング・酒精強化)

今回は、「スパークリング・酒精強化」に関する記述問題の解き方と対策方法をまとめます。テキストで約25ページの範囲ですが、4つある大問のうち、まるごと1問はこの範囲から出題されます。その他の3問が、約180ページから出題されることを考えると、結果に繋がりやすいセクションです。しっかり得点源にしてきましょう。 以降、代表的な問題とその対策方法をまとめていきます。 「スパークリング・酒精強化」の出題パターン「スパークリング・酒精強化」とひとまとめていますが、出題されるワインのカ

WSET Level3:記述問題対策⑨(サービス・保存)

今回は、記述問題のうち「サービス・保存」に関する、頻出問題の解き方と対策方法をまとめます。狭い範囲ですが、出題率は高いので確実に得点源にしましょう。 以降、代表的な問題と、その対策方法をまとめていきます。 「サービス・保存」の出題パターン例題1:抜栓の手順 解答例 適切に冷やし、泡が溢れ出ないようにボトルを揺らさない。 ホイルを剥がして、 親指でコルクを抑えながら留め金を緩める。もう片方の手でボトルの底を持ち、 ボトルを 30 度に傾ける。 親指でコルクをしっかり

WSET Level3:記述問題対策⑦(天災と対策)

今回は、記述問題のうち「天災と対策」に関する、頻出問題の解き方と対策方法をまとめます。天災と対策の問題は、生産地域に関連して出題されることもありますが、普遍性の高い天災は、産地に限定されずに出題されることもあるので、個別の対応しておくとベターです。応用問題が作りづらく、簡単な問題になりがちなので、確実に得点源にしましょう。 以降、代表的な問題と、その対策方法をまとめていきます。 「天災と対策」の出題パターン例題:過剰な降雨とその対策 解答例 成熟期 ・新梢や葉の成長を

WSET Level3:記述問題対策⑥(ブレンド)

今回は、記述問題のうち「ブレンド」に関する、頻出問題の解き方と対策方法をまとめます。ブレンド問題は、出題頻度が非常に高く、出題範囲が限定的なので、ぜひ得点源にしたい問題です。 以降、代表的な問題と、その対策方法をまとめていきます。 「ブレンド」に関する記述問題の出題パターン例題1:ブレンドの効果 解答例 グルナッシュ種は、 色が淡く、タンニンが少なく、凝縮した赤系果実とスパイシーな風味がある。 シラー種は、色素とタンニンをワインに加える。 ムールヴェードル種は、黒

WSET Level3:記述問題対策⑤(高級銘柄)

今回は、記述問題のうち「高級銘柄」に関する、頻出問題の解き方と対策方法についてまとめます。高級銘柄問題は、WSET Level3の学習範囲のすべての知識を総動員して解く必要があり、最も応用力が試される問題になります。出題頻度も非常に高く、受験経験者に聞くとほとんど必ず1問出題されている問題形式です。 以降、代表的な問題と、その対策方法をまとめていきます。 「高級銘柄」に関する記述問題の出題パターン例題1:高値の理由 解答例 このワインは、フランス・ボルドー地方、AOC

WSET Level3:記述問題対策④(大量生産地域)

今回は、記述問題のうち、「大量生産地域」に関する、頻出問題の解き方と対策方法についてまとめます。ソムリエ試験では軽視されている、いわゆる安ワインの産地ですが、WSET試験では必ず1問は出題されます。よって、マイナーなアペラシオンよりも優先して対策が必要です。 以降、代表的な問題と、その対策方法をまとめていきます。 「大量生産地域」に関する記述問題の出題パターン解答例 マレー・ダーリング地区を薦める 温暖から高温の気候で、ブドウが良く熟すため 土壌が肥沃で乾燥しており

WSET Level3:記述問題対策③(産地と自然要因)

今回は、記述問題のうち、「産地と自然要因」に関する、頻出問題の解き方と対策方法についてまとめます。自然要因に関する問題は、殆どが具体的な生産地域に関連して出題されます。 テキストには、自然要因の章(5.栽培環境、6.ブドウ畑の管理)もあるのですが、そこをやり込むだけでは不十分です。自然要因の章で原則を抑えた上で、生産地の章でその原則がどのように作用するかをまとめていきましょう。 以降、代表的な2パターンの問題と、対策方法をまとめていきます。 「産地と自然要因」に関する記

WSET Level3:記述問題対策②(醸造編)

今回は、記述問題のうち、「醸造」の頻出問題の解き方と、対策方法についてまとめます。醸造に関する問題は、以下の2パターンが出題されます。 「醸造」に関する記述問題の出題パターンパターン1.工程描写問題 解答例 マロラクティック発酵によるものである。 アルコール発酵後に、亜硫酸塩を加えず、温度を下げないことによって発生する現象である。 マロラクティック発酵では、ワインの持つリンゴ酸が乳酸菌により乳酸に転換される。これにより、酸味が減少し、バターやクリームのような香りが生

WSET Level3:記述問題対策①(原則編)

WSET Level3試験は、「記述問題」が特に難しいです。今回は、その記述問題の「解き方」と「対策方法」について書いていこうと思います。 記述問題が難しい理由そもそも、記述問題はなぜ難しいのでしょうか。 記述問題が難しい理由は、問題文がややアバウトで、何を書けば加点になるのかが分かりにくいからです。テキストの理解度が高い人でも、どうやったら得点になるか分からずに、アウトプットを出し切れないことがあり得ます。例を挙げた方が分かりやすいと思うので、以下で説明します。 記述

WSET Level3 | 効率よく対策する勉強方法

先日、WSET Level3試験にDistinctionで合格しました。筆者はJSAワインエキスパートを持っていましたが、この試験を通じて、ワインに対する理解が大きく深まり、やってよかったと感じています。 WSET Level3では、ワインの特徴が、どのような人的・自然的要因によるものかを体系的に学ぶことが出来ました。テクニカルシートを見た際に、味わいの予想が立てやすくなり、ワイン選びにも非常に役立っています。ソムリエ資格を持つ人などにもオススメしたい試験です。 試験勉強