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詩 象景 記憶


水の中で呼吸していた。


その 透明な街は

私にとっては、空想の代名詞で


穏やかな午後の眠気に、ふと
映り込んでくる

光影のように


私の心の内に

あかるく、繊細さに無頓着な

ひとりの少年を呼びおこした


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