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新たな視点から考える!「第6のバイタルサインとは?」

「生きていること」を示す指標=バイタルサイン。

歩くことは単純な行動のように思えるけど、実はそうでもない。 

最近では、「歩く速さ」が、「第6のバイタルサイン(生命兆候)」として注目されている。
これは、体温血圧脈拍呼吸数酸素飽和度などと同じく重要な指標であることを示している。

身体のあらゆるシステムが歩くことに関与していると言われている。
そのため、普段の医療診察で何の異常も見つからなくても、
歩く姿勢に変化があれば、病気のサインかもしれない。」と米国の研究者は言う。

さらに、「速く歩くこと」は死亡リスクとも関連していることもわかってきた。

速く歩く人は健康で長生きする可能性が高いとも。
高齢者の移動能力の低下は、自立した生活を送れなくなる主な要因の1つだとされているし、認知機能の低下とも密接な関係があると研究されている。

しかし、まだ歩行速度と認知機能、脳の関係についてはよくわかっていない部分もある。 
だけど、専門家の意見は一致して、「動くことをやめることは最も良くない」と言っています。

速く歩けない場合でも、ゆっくり歩いたり、ヨガや体操など負担の少ない運動でも良いと思う。
背骨を意識してゆっくり伸ばしてみる。
また、音楽を聴きながらゆっくり身体を動かすことも良いでしょう。 
どのような状況でも、静止しないで、身体を動かすことが大切。

ヒトの身体はいつでも動くことを望んでいるはずだから。



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