「情報太り」には要注意!
年々、世の中の情報スピードが加速していっている。
その要因の一つは、オンライン情報。
ネットニュース、SNS …….便利な社会になっていく一方で、
ココロの疲労度も増していっていると感じる。
相変わらずマルチタスクが求められたり、情報過多によって、脳が休む暇がない。
特にここ数年、スマホの普及により情報のスピードが急激に速くなり、
多大な情報処理を強いられるようになったことで、「脳疲労」症状を訴える人が急増している。
「情報太り」
目についた情報をひたすら、インプットし続けていくことは、
目の前の食事を食べ続けていることと同じような気がする。
休まずに食事を続けていけば、身体が肥満になったり、太ってしまうのと同様に、情報だって入力しづけたら、脳が情報で太ってしまう。
この脳の「情報太り」は健康的にも悪影響が大きい。
まずは睡眠。
良質な睡眠が困難になってくる。
不眠、過眠….更には脳の老廃物である“アミロイドβ”というタンパク質を溜めてしまうとアルツハイマー発症のリスクも。
自律神経だってバランスが崩れていくかもしれない。
それは頭痛や腰痛、つらい更年期症状など、体のコントロールがうまくいかなくなる要因にもなる。
「脳疲労」状態が続くと、一度脳に入った過剰な情報を処理できずに、
さらに疲労に拍車がかかる悪循環へと陥ってしまう。
だからまずは….
だらだらと目的のないスマホいじりはやめて、不要な情報を入れないことが脳を休める
最初のステップになると思う。
それと少なくとも、就寝の1時間前にはスマホを手放す。
クローゼットの中でも引き出しの中でもいい。
脳の「情報太り」には、情報ダイエットが必要だと思う。