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「男らしさ」が生き辛い。書いて呪縛を解いて、楽になろう。

男らしくあろうとすると孤立してしまう、というデータがあります。

孤立した男性は幸福を失い、人間関係が悪化し、自殺や暴力行為に及びやすくなるんだとか。

ぼくは昭和46年生まれでして、このぐらいの年齢だと「男らしくありたい」という古い価値観を持っている人は多いんじゃないでしょうか。

ぼくもそうでしたし。

でもそれ、不幸なんですよね。生き辛いだけで。

ぼくは身体が大きめで、頭は禿げているのでスキンヘッドにしてて、あごが大きくてゴリラのような風貌です。

(アベンジャーズのサノスにちょっと似てるね、と言われたことがあります。ヒトじゃないのかよ!)

鏡を見ればそんな生き物がいつもこちらを見ているわけで、これはもう男らしくするしかない、という価値観を自分で自分に刷り込んできました。

しかし、学生のころのぼくは図書館でボーッとするのが好きで、内向的で、行動力も低くて。「男らしく」はないんですよね、本質は。だから、そんな自己を嫌悪していました。

手帳に字を書き連ねるなんて「男らしさ」の対極にある行為で、素直にそれをやるまでに長い時間がかかりました。もったいないったらありゃしない。

正直に、自分の弱さを紙に書いてみる。すると楽になります。でもその行為が男らしくなくて、自己を嫌悪するのです。

でも気持ちいいから書く。自己を嫌悪する。でも書く。そうやって、少しずつ男らしさの呪縛が解けたんだ、と今になって思います。

ぼくのnoteのマガジン「男の手帳の作りかた」は、男らしい手帳の作りかたではなく、男性が男らしさから逃れるための手帳作り、を目指しています。

(とはいえ、読み返してみると「男らしさ」を意識している記事もあるな、と気づきますが)

孤独な男性は、恥ずかしがらずに、自分の正直な思いを紙に書いてみてはどうでしょうか。

誰の目にも触れないんだから。書いてから破り捨ててもいいんだし。


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