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手帳に字を丁寧に書くのは趣味だから。見返りを期待しているわけじゃない。

毎朝、タスクを万年筆で手帳に書き出します。ぼくは字が下手なので、丁寧に書きます。

書いていると色々なことが脳裏に浮かぶので、それも書きます。この作業には30分を充てていますが、終わってみると50分経っていたこともよくあります。

丁寧の「寧」という字、難しいですね。知らない字があれば、iPhoneアプリで調べて書きます。「丁ねい」とは書きません。

ひらがなも調べます。字の構造は知っています。書くと下手すぎるのでiPhoneに大きくゴシック体を表示して、それを手本に書きます。

ここから線が始まり、この角度で進み、ここではねる。そんなことを観察しながら、書きます。

なぜこんなことをするのでしょうね。自分でも不思議です。

手帳に字を丁寧に書くと収入がアップする、みたいなことは起こりません。なのに時間をかけてこんなことをするのは趣味だからです。

何かのためでなく、それ自体が面白いから、手帳に丁寧に字を書きます。

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