生命保険と医療保険は手放した
モノが少なくしたいのはモチロンですが、余計な契約も無くしたい。その最たるものが、保険関係。わたしは、イチ社会人ですが、生命保険や医療保険には入ってません。いや、入っていたんですが、解約しました。
保険に加入すると、保険料、当然かかります。この金額、毎月結構引かれていくんです。夢と希望に満ちた新卒を迎え、会社に入社した当時、社会人たるもの保険も入らなきゃという根拠のない何かを感じて加入しました。
しかしですね、色々調べていくうちに、保険に対する疑問が湧いて来て、結局解約をしました。モノを手放し始めてから、というのも関係はなくはないんですが、最終的には保険かける意味があるのだろうか?という問いに対して、意義が見出せませんでした。
そして保険を解約したんですが、その時の考えをまとめておきたいと思います。
生命保険をかけていた。しかし解約した理由。
生命保険というのは、死んだ後にお金がもらえる保険です。残された家族、遺族のために残してあげる保険。もしあなたに、奥さんや子供がいれば、残された家族はあなたが亡くなったその日から収入が断たれて、路頭に迷うかもしれません。
あるいは事故にあって、働けなくなって収入が得られなくなったとき、その時の生活を補填するための保険。まぁ、生命保険の基本はこんな感じです(専門家ではないので間違っている可能性もありますが、素人の感覚です)。
で、自分の境遇はどうなのだろう?というと
・家族がいるわけではない。(両親は健在だが、高齢)
・死んだら、ハイ、それまで
どうですか?わたしの死後、保険金を有効に活用してくれそうな存在がいるわけでもありません。全く掛ける意味をなさないということになります。
無知は恐ろしい。保険屋の言われるがままに、生命保険と、貯蓄型の生命保険に加入しておりました。合計月額20000円。非力なサラリーマンの月収から捻出するのは結構な額です。当時奨学金やら車のローンやらありましたから、結構カツカツで。
何度もシミュレーションをしまして、最終的にやめる、解約をすることに。お金持って、あの世には行けませんからね。だったら自分のために使おうというのが、今の考えです。まぁ、将来家族ができたら、また考えますけどね。
医療保険とがん保険、一見必要に見えるけど、やっぱりいらない!
もう1つかけていたのが、医療保険とがん保険。通院、入院した時に1日●円もらえますというのが、医療保険。がん保険は、万が一、がんが見つかった時に、支払われる保険です。
でこちらも、掛けていたわけですが、解約しました。こちらの保険は、基本的には掛け捨てです。入院費や通院費に補填される素晴らしい保険ですが、これも辞めました。
理由は2つあります。
ひとつは、会社の健康保険を使えば、どんなに高額な治療を受けたとしても、申請すれば、月額ではある額までしか取られないからです。
健康保険の場合は、高額医療費の制度があり、申請すれば医療費を抑えることができます。詳しくはコチラで。この制度、会社の保険組合が加入しているので、適用できます。会社をクビにならない限り、また保険組合から脱退しない限りはこれを享受できます。
サラリーマンって、よくない働き方の代名詞みたいに言われることがありますが、こと医療に関しては恵まれているかもしれません。その分、保険料を給料からひかれてますけど(泣)
もう1つは、会社で独自に保険をかけているようです。これは今の境遇がそうなのですが、手厚い保護のもと、海外で働いております。
怪我や病気した時に病院にかかりますが、会社が掛けている保険のおかげで基本的には無料(窓口では一旦支払いますが、後日保険会社に請求すれば、全額戻って来る仕組み)。
ということで、病気、怪我をしても基本的には保障されています。もう、個人で保険に入るメリット、ほとんどありませんよね。
ということで、医療保険とがん保険は解約しました。これらの保険をやめたことで、だいたい月額6000円程度、浮かすことができました。
収入保障保険は唯一、加入したまま。
唯一、加入したままなのが、収入保障保険。これは病気や怪我などで、一定期間働けなくなった時、その間の収入の低下を補うための保険です。働かないと、収入が途絶えると、生きていけません。
本当は、サラリーマンの収入だけで賄う生活モデルは危険だなぁと思うのですが、他にできることもないですし、余裕もない。一本足打法では、一本の足が故障してしまうと、打席にも立てなくなります。そうなると、生活が困窮してしまいますからね。
この保険だけは加入しております。掛け金は月額1000円程度。まぁ、これだったらそれほど負担になりませんよね。ということで、現在掛けている保険という意味では、この収入保障保険の1000円だけとなりました。
保険証券の管理が面倒くさかったが楽になった。
保険に加入すると、保険証券が送られてきます。これがまた保管するの面倒くさい。基本的には、紙ですし、契約を続けている間は保管しておく必要があります。
モノを持ちたくないのに、普段全く役に立たない書類を保管するというのは大変苦痛です。まぁ実際は保管していること自体忘れているというのが正しいですがね。
それでも何枚も保険証券を持っているのは煩わしいもの。出来ればスキャナーでスキャンして捨てたいですけど、保険会社によっては解約時に保険証券の返送を求められる場合があるので注意です。
解約する時に面倒なことにはなりたくないですからね。契約保険の数が減ったので、管理が楽になりました。これが一番のメリットかもしれません。
まとめ
保険が必要にならないような生活を心がけます。保険は特段かけていないので、あとは出来るだけ健康的に生活していくしかありません。覚悟は大事です。
ただ、いくら健康に気をつけていたとしても、病気や怪我をするときはありますから、あまり気を張りすぎず、ゆるやかに生活していけばいいかな?と思います。この先何年生きるかわかりませんが、穏やかに過ごしたいですね。
それでは、また。