独語版・簡易検査キットの使い方
ワクチンを打ったので、そろそろ流行り病の検査とも無縁の生活に戻れるんじゃないかと願ったりしてみますが、まだまだそこまでには至りそうもありません。
検査できるところは今までは少なかったのですが、ほんの数ヶ月前は、街の至るところに「簡易検査所」が設置されるようになりました。ネットで予約して、検査場で検査を受けることもできます。
公的な陰性証明が欲しい場合は、検査場で検査を受ける必要がありますが、簡易的な検査なら、自宅でもできます。検査キットが薬局(Apoteke)やドラッグストア(dmやRossmann)で購入できるからです。
でもこの簡易検査キッド、おそらく無用の長物になりそうなんですよね。
だって、ワクチン接種は進むし、結果は公的な証明には使えない、そして、検査場は無数にある。そう考えたら、わざわざ、自宅に検査キットを持ち込んで、検査をする必要、ありませんよね。
でもそれでも、いざというときに少しでも疑うような症状が出た場合は、現状を把握するために使うのには良いかもしれません。
今回は忘れないうちに、あえて簡易検査キットについて、書きたいと思います。
検査キットの使い方
こちらがわたしが今回入手した検査キットです。箱の裏に説明書が書いています。翻訳は難しいので適当に書きますけど、だいたいこんな感じ。
1・付属の綿棒で鼻の中を拭う。鼻の穴両方やるべし
2・綿棒の先端を、試薬の中に投入する
3・試薬を検査トレイに数滴垂らす
4・少し時間を置く(15分以内に確認する)
5・検査トレイに表示される「ライン」を見る
鼻の中を拭って、ラインが現れるまで5分もかからないイメージです。
判定基準ですが、ここを詳しく書くと
2本線が見えた場合:陽性
1本線が見えた場合:陰性
1本線がTの位置で見えた場合:不明(正しく測定できなかった?)
こんな感じです。
検査キットの中身
検査キットの中身はこんなふうになっていました。
・BIOHAZARDの袋:何に使うんでしょう?保存用?
・試薬:小さいプラスチック製の瓶。ココに採取した綿棒を突っ込む
・綿棒(右下):言わずと知れた、綿棒
・検査薬:何かの検査薬に似ている。
大事なのは試薬と、検査薬。そして綿棒。
綿棒は市販の綿棒よりも細いので、市販のと替えはきかない感じです。試薬と検査薬はこれがないと検査も何もあったもんじゃないので、必須アイテムです。
袋は何に使うのかよくわかりませんが、検査薬の結果を保存して持ち歩く用か、あるいは廃棄するときに、この袋にしまうのか。まぁ、特に使わなくても問題なさそうです。
それにしてもBIOHAZARDっていうネーミングは、なんだかなぁ・・って。
検査結果
気になるのはやはり「検査結果」ですよね。どういう風に出るのかがポイントです。今回は、わたしが実際に身体を張って得た結果を示します。
先程の試薬をSの部分に数滴垂らすと、CとTのラインに試薬が染み込んでいきます。しばらく経つと、ある部分にラインがくっきりと浮かび上がってきます。それを読み取れば完了。
わたしの結果は「C」のところにラインが浮かび上がっているのがわかりますよね。それはつまり、結果「陰性」ということ。
まぁ、これが「陽性」だったら、大変なことになるんですが・・・。
検査をやるということは、今の状態が明確になるというのと反面、「陽性である」という可能性が増しますからね。万が一、陽性反応が出たらって考えると、やりたくないけど、やらざるを得ない。そんな感じです。
まとめ
ワクチン接種も始まり、家庭で自ら簡易検査キットを使って、流行り病の検査をする機会はもうないかもしれません。でもせっかく手に入れて、身体を張ってテストをして見た結果は無駄にしたくなく、今回記事にしました。
何かのお役に立てば幸いです。
それでは、また。