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【旅の記憶】オーストリア・ウィーン〜伝統と芸術の中で
書いておかなければならない。ウィーンに行ってきたことを。記憶というのはすぐに薄れていくもので、何かに書き留めておかないと、その時思ったこと、感じたことが、無駄になってしまう。
行って、帰ってきてから、もう1週間が経とうとしているけれど、筆が落ち着かないし、完成しない。忙しいという言葉は使いたくないけれど、手がつかなかったことも事実。
まぁ、前置きはいい。
ちゃんと記憶に残しておきたいんだよね。ウィーンでの出来事や思い出を。
洗練された都市、ウィーン
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今まで色々な国、都市を見てきたけれど、その中でもウィーンは豪華絢爛でありそして洗練さを感じる街でした。
いわゆる欧州の建築物多数はもちろんのこと、街の中に鎮座する宮殿や王宮が、
当時の権力者の財力を物語っている。詳細は他の欧州各国とは違うかもしれないけれど、それをちゃんと保存しようとしているところも迫力がある。
一方で、交通網もちゃんと配備されているから、自動車がなくても、市内を自由に移動して散策することができる。
そう考えると、こういう考えも浮かんでくる。
ウィーンって、住みたい街ランキングの上位の方になってたりしないかな?インフラは整ってるし、観光名所もたくさん。レストランも事欠かない。空港からのアクセスも良し。物価はちょっとアレだけど、こんなもんかも。街全体が洗練されている印象なんだよね。ドイツ語メインだけど英語も通じるし。
— よわ🔎 (@Yowamushi_glass) May 31, 2022
ちゃんと調べたわけではないけれど、国際都市と言っても良いだろうし、移住したいと考えたら、候補の一つになり得る都市なんじゃなかろうか。と思う。
まぁ、物価が高いイメージがあるので、税金は高いかもしれない。その分もらえる給料が高ければ問題ないのだろうけど。
食の都?
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果たして言えるかどうか?自信を持って言えるわけではないけれど、ウィーンは食の都と言ってもいいんじゃないだろうか。
もちろんオーストリア料理が食べられるし、他の国の料理も色々食べられる。これは日本でもそうだけれど、いろんな国の料理が食べられるというのは、文化の吸収具合が大きいし、そして「食にこだわりがある」と思う。
こだわりがないと、ビールと、ソーセージ、以上!になってしまう(別にドイツがそうだと言っているわけではないです)。
ウィーンに行くと世界各国の料理が楽しめる。
また、写真のようなカツレツも特徴的で、他の国の料理との比較しながらも楽しめる。ウィーンに行ったら、ぜひトライしてほしい「ウィーナーシュニッツェル」。
ドイツのようにオーストリアはビールも実は有名で、ビール消費量もトップクラス。一人当たりのビールの消費量は、1位チェコ、2位オーストリア、3位ドイツとなっていて、ドイツよりもたくさんビールを飲んでいるのだ。参照
スイーツも忘れてはいけない。
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ザッハトルテで有名な「ホテル・ザッハー」のカフェ「カフェ・ザッハー」でいただけるチョコレートケーキ。
イメージしていたケーキとちょっと違ったけれど、これも必食!
元祖が一番!かどうかは、元祖を食べてみないことには、始まらない。これを食べてから、較検討したい。
他にもいろいろ、食べておきたいものはいくつもあるけれど、ここで言いたいことは、伝統あるものは頂いておきたいということ。
郷土料理って、どこの国どこの地域にもあると思うけれど、その味をその土地で味わうことが、訪問者の努めではないだろうかとさえ思う。
食べてから、比較判断する。いくら動画や写真で見ても、わたしたちはまだ「味覚」をそれだけでは得ることができないから、いくしかないんだ。
まぁ、そのうち、動画、画像を見ただけで、味わえるとか、食感がわかるとかいう日が来るかもしれないけれど。そうなったときに「旅行」の意義はどう変わっているのか?と思う。
オペラ座〜芸術という社交場
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芸術にも触れておきたい。音楽の都とも呼ばれるウィーン。オペラという芸術があるのをご存知だろうか。聞いたことはあるだろうけど、オペラとは一体なんなのか?
演劇というか歌劇というか、そういうもの。
まあ、専門家ではなくても、なんとなくイメージができるのではないだろうか。だけどオペラを観劇するというのはただ観るだけではないようだ。
ドレスコーデもそうだし、演目もそう、そして劇場の作り、どれをとってもオペラから外すとオペラになり得ない。つまり「社交」なんです。
作品を見るだけじゃない。
それを見て楽しんで、そして感想を述べ合う。そこまでを夜な夜な、ウィーン紳士淑女は嗜んできたのが歴史と考えたら、すごく奥が深い。
特に興味もないわたしが、このようなところで観劇しても、オペラの本の表層の一部を舐めた程度でしかないのだろう。だけど、触れることで、何か思うものがあるのも事実です。
こういう経験をしないと、わからないこともある。
正直、過激のプログラムは、言葉も違うし、言語能力が足りてないので、あまり理解できなかったが、それでも、これはどういうものか?というのはわかったし、劇場の人々の息遣い、音楽、喧騒、匂い、光と闇、こういうのは、その場に行かないとわからない。
休憩スペースというか、オペラ座内にちょっとした軽食を楽しむことができる。ドレスアップした人が多い。ジャージや短パンはダメらしい。最低限シャツとパンツはいる感じ。 pic.twitter.com/CT94MizSEk
— よわ🔎 (@Yowamushi_glass) May 28, 2022
刮目して触れよ!
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洗練された音楽の都、ウィーン。オーストリアの首都でもある。ドイツ語が通じるので、ドイツからくると、労少なく、わりとすんなりと受け入れられる。
ただ国が違うと、やっぱりどこか違うわけで。一つ、ドイツと違うところ(ちなみに、わたしがこれまで訪問したドイツ国内での経験に基づく)を挙げたいと思うところが、上の写真。とあるシーン。
何か気になるところありますか?
そうです。目の前にドーンとある「DRINK WATER」のモニュメント。いや、これ実はちゃんと施設として成り立っている。
そうなんです。
街の中に「水飲み場」が設置されているんです。
日本だと公園とか、わりと色々なところで「水飲み場」を目にすることができます。本当に飲めるか?はさておき、飲み水として飲める、そして提供できるということは、水がきれいであると言えると思います。
ドイツでは残念ながら、このように街の中に「水飲み場」が設置されているところを見かけたことがありませんでした。
ところが、ウィーンにはこのように「水飲み場」があります。誰も使ってないのじゃないか?と疑って、しばらく見てたんですが、皆普通に「利用していく」んです。
中にはマイボトルを持参して、水を汲んでいく人もいる。ペットボトルを使っている人もいた。
つまり、これはどれくらい一般的で、古くからやられていることかどうかはわからないけれども、ただで水が飲めるところがあるというのは、稀有でしょう。
何気ない、日常そして一般的な風景ではあるけれど、実は世界の中で比べると、一般的ではないこともある。そういうところが、「他と違う」ゆえに興味深いところでもあるんです。
まとめ
なんだかまとまりのない文になってしまいましたが、とにかく、一度はぜひ行っておきたい国・都市はどこですか?と問われたら「ウィーン」という回答は、なかなか的を得ている回答だと思います。
出来るだけ、自分の言葉で書いて、伝えたい。
だけど伝わらないこともあるだろう。それは仕方ない。
是非ご自分の目で見て、感じていただくのが一番いいと思うのです。
それでは、また。
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