帝国ホテル30泊プランをきっかけに「ホテル住まい」がブームになるか
帝国ホテルが30泊36万円の限定プランを発表して、話題になっていますよね。これ、金額もそうですが、老舗の有名ホテルが発表したところに、先見の明があるなぁ、と思います。
流行り病で大変な状況ではありますけど、こういうプランがあると「ホテル、泊まろうかな?」っていう需要を掘り起こすきっかけになりすよね。世の中が落ち着いたら、また、日常に戻って欲しいですが、こういうところも「お客さんが、泊まってくれてなんぼ」なところがあるので、苦肉の策かも知れませんが。
とにかく、この長期滞在プラン、もっと世の中に広がってほしいなぁ、って思います。その理由は「ミニマルライフをホテルでおくる」という、理想にホテル住まいがマッチすると思っているからです。
「トランクひとつで暮らす」ことができれば、移動も移住も楽々。家すらいらないなら、ホテル暮らしでもいいかな?って思うことがあります。
部屋の広さはあまり気にしないので、寝るところと、少しのスペースがあればいいのです。つまりビジネスホテル程度の広さで十分。
「ホテル」ですから、定期的に清掃に入ってくれるので、部屋が汚れる心配はありません。アメニティも使えば補充される。
つまりほとんどの「モノ」を手に入れなくても、生活ができてしまいます。
まぁ、ホテルなんで、モノを貯めて置いておくということはあまりできませんよね。身の回りのモノ、衣服、くらいですかね。置いておくとしたら。
帝国ホテルの30泊料金は36万円とのことですが、これでも破格だとは思うんですが、庶民にとってはチト高い。ビジネスホテルだともう少しお安くなる感じがしますけど、どうなんですかね。例えば、30泊10万円とか。10万円切るプランが出てくると、もはや賃貸で住むメリットもないですよね。
ずーっと、ホテル暮らしでいいや。って。
都心のホテルなら、駅も近いし、ショッピングも、飲食も近くに一通り揃っている。寝床はホテルにすればいい。そこまでになれば、もう賃貸で借りる必要もないし、家すら買う必要もなくなりますよね。
どうなんだろう。ホテルの儲けの仕組みを考えると、やはり「空室をいかに減らして、満室に持っていくか?」が勝負だと思うんですよね。長期滞在者を積極的に受け入れて、少し安い料金設定にして、確実に利益を得ていく。
これからはそういう狙いもありなんじゃないかな。
需要と供給が合えば、お互いWin-Winになれると思うんですけどね。
余談ですが、30泊とは別に、1度でいいから、帝国ホテルにも泊まってみたいないなぁ、と思いました。そんなチャンス、あるのかなぁ。
それでは、また。
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