向こう3年、私はばっきばきに働こうと思っている
SNSが張り巡らされている時代に生まれてよかったなあ、と思いことが多い。
自分とは違う生き方とか、140文字でくすっとさせられる才能とか、もっといえばジェンダー、家族の在り方、夫婦の在り方の雑多さを知れることができるからだ。
それまでであればきっと「あれ……もしかしてこれって自分だけ?」と孤独になりそうなことも、SNSを覗くと「実は私◯◯で……」と、まさかの自分と同じ存在を知ることができるようになった。
もちろんその反対もある。悲しいけれど。
仰向けになってネットの海にふよふよと浮かんでいるとき、私の目によく入ってくるのは「自分のことを守っていたら、楽に生きられるようになった」系の内容だ。
私はそれを見て「あー! 私も早くそうなりたーい!」といつも思っている。
「そうなりたーい!」と思うなら、そうなればいいのだけれど、まだまだそうはなれないから、そう思うのだ。
自分のことをちゃんと愛して、周りと自分を比べない。足ることを知る。満ち足りてることを感じる。
その境地に私も早く行きたいなあ、といつも思っている。だけど、まだそうはなれないし、私にはまだ早い、と思っている節もある。
向こう3年、私はばっきばきに働こうと思っている。
もうたくさん! と思うぐらいばっきばきに働く。私にとってそれは、今しかできないことなのだと信じている。
となるとやっぱり、どこで自分と誰かを比べて落ち込んでしまうし、自分の物足りなさに地団駄を踏んでいる。腹が立つこともあるし、最近は泣いてばかりいる。
そうやってちょっとぼろぼろになって、ばっきばきに働いたあとに、楽に生きられるようになりたい。私なりの満ち足り方を、今は調整中なのだ。
”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。