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イルミネーションを見ると思うこと

少し前まで土曜の夜に放送していた「朝メシまで。」という番組が好きで、よく見ていた。

今、HPを調べて知ったのだけど、放送時間が変わったらしい。今は水曜の夜7時放送中みたいなのでぜひ。

番組名の通り、朝メシまで、つまり私たちが眠っている夜の時間に働く人の仕事に密着する番組だ。

例えば、テーマパークが閉園したあとに、植物の管理やパーク内のオブジェの色塗りをする人などが登場したり、地下鉄のトンネル内の点検をする人、電車の線路の下に敷き詰められている石を交換する人、はたまた離島と本島を繋ぐフェリーの夜間航海をする人などが登場した。

私が眠っている夜の時間でも世界は動いていて、起きている人がいる。

24時間営業のコンビニやマクドナルドがあることは知っていたけれど、それら以外にも、人がいない間にしかできないことをしている人がいる。テーマパークがテーマパークであるために、電車が当たり前のように安全に運行できるように、彼らは私が寝ている間に仕事をしているのだ。すごい。頭があがらない。


その番組を見たからだろうか。この時期、イルミネーションを見ると、その電飾をつけた人のことを思ってしまう。街に輝きをもたらし、クリスマス感を醸し出してくれて、恋人たちに幸せな時間を提供するイルミネーションだって、それを設置する人がいる。

1年間保管していた場所からイルミネーションを出す場合もあるかもしれないし、新しく発注したりして、街中の樹に巻き付けたり、テーマパークなら閉園後に1つ1つ設置したりしているのかもしれない。

特にテーマパークや、日本三大イルミネーションと呼ばれるような場所は地道に地道に設置し続けて、世界観を完成させている人がいる。そもそも、「今年はこんな形にしよう」とイルミネーションをデザインする人だっている。

そういう方々がいてくれるから、私たちはイルミネーションを見られるし、あの輝きに「わあ~!」と言えるのだ。

すごいなあ、ほんとうに。

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たなべ
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