<目次>OJTトレーナーの「振り返り方」
OJTはコミュニケーションではなく、育成を目的にします。しかし、手段としてのコミュニケーションも重要です。新入社員向けOJTトレーナーにおける「振り返り方」をテーマにそのヒントをまとめました。
OJTトレーナーと新人とのコミュニケーションにおいてつい漏れがちなことが経験を「振り返る」ことです。「何度も同じ失敗を繰り返す」「自ら考えることができない」という悩みが多く聞かれますが、OJTトレーナー自身の新入社員への関わり方に、解決策のヒントが隠されています。
弊社のOJTトレーナー研修を導入いただいたお客様限定で提供している「Chiesta for OJT」から、好評をいただいているトピックを「note」に公開します。
これは、新入社員の育成を12か月間の「物語形式」で学ぶコンテンツです。新人といっても置かれている状況や背景、考え方、価値観は多様です。様々なシーンでぶつかる課題と、取り組みのヒントを物語形式にすることで、その一端を学んでいただけるように工夫されています。
1ヶ月目:ミーティングをする時には
・ミーティングをする時には、目的やゴールを明確にする
2ヶ月目:定期的に振り返りをしよう
・全体像を見せてから、仕事の指示をする
・定期的に振り返りをして、認識を揃える
3ヶ月目:“反省”ではない振り返り
・振り返りには、効果的な問いかけが必要
4ヶ月目:振り返りのフレームワーク
・「1行日記」で毎日のOJTを振り返る
・KPT法で「良いところ」にも目を向ける
5ヶ月目:行動を変える問い
・自分とは違う視点を持っている人の問いが効く
6ヶ月目:振り返り面談
・あなたは、半期の振り返り面談でどんな問いで振り返りを行います
か?
7ヶ月目:人の経験から学ぶ
・新入社員が悩んでいる時には、すぐに話す時間を作ると良い
・自分の経験が参考になることもある
9ヶ月目:誰と比べる?
・人との比較ではなく、自分と比較できるような問いを考える
11ヶ月目:追体験で振り返る
・トラブルがあった時は、追体験しながら振り返ることが大事
・立場を変えて考えさせる
12ヶ月目:節目の振り返り
・一年間の振り返りをする時には、成長を実感できるような振り返りを
する
「Chiesta for OJT」とは
新入社員OJTを担当する育成者向けプラットフォームです。弊社のOJTトレーナー向け研修の補完コンテンツをはじめ、「育成にまつわる100のトピック」が掲載されています。その他、各社独自のOJTストーリーを蓄積する、レポート管理をするなどの機能が用意されています。
詳しくは、弊社営業担当までお問い合わせください。