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「メンバーが主体的に取り組める環境を整えたい」アナリストを率いるマネージャーが語る組織マネジメントとは

新卒でウィルゲートに入社し、SEOコンサルタントなど6年ほど経験を積んだ後、コンサルタントと二人三脚でクライアントのCV改善に取り組むアナリストとしてソリューションユニットのリーダー職を経て、2018年にマネージャーに昇進。

ソリューションユニット マネージャーとして活躍している今村に、

・入社してから一番苦労したこと
・マネージャーとして意識していること
・どのような人材を求めているのか

などなど、組織の課題や今後の展望についてインタビューした内容をお届けします!

自分なりの考えを生かして仕組みづくりができることがマネージャー職のやりがい

ーー入社から今までどのような業務に携わってきましたか?

大学を卒業後、新卒でウィルゲートに入社し、入社してから1年間は代理店営業を担当していました。SEOの営業の手伝いからテレアポまで営業に関する業務を幅広く行っていました。

その後、コンサルティングユニットに配属されました。当時のコンサルティングユニットはまだ分業化されておらず、お客様と直接やりとりをするフロント業務からサイト分析・戦略立案まで、すべてを1つの部署で行っていました。現在のコンサルティングユニットとソリューションユニットの業務を一人で担うような体制でしたね。

コンサルティングユニットで6年ほど経験を積んだ後に、新設されたソリューションユニットにリーダーとして着任しました。ソリューションユニットのメインの業務は、アナリストとしてお客様のサイトを分析することで戦略を練ったり、施策を考えたりすることです。リーダーとして経験を積んだ後に、2018年からソリューションユニットのマネージャーに就任しました。

ーー入社してから一番苦労したことや、やりがいを感じた瞬間を教えてください!

コンサルティングユニットに配属された当初はとても苦労した記憶があります。多くのお客様を担当させてもらいましたが、自分が想像していたようなご支援ができないケースもありました。しかし、業種やサイトの規模など関係なく、たくさんのサイトを経験させてもらったおかげで自分のなかの引き出しが増えたことは、今の業務にも生かされていると感じています。

ソリューションユニットのマネージャーになってからは、コンサルタントでの経験を活かした仕組みづくりやメンバーの教育に力を入れています。知見を持って色んな人に伝えるということは元々好きだったこともあり、とてもやりがいを感じています。

案件を担当できるようになるまでの期間を大幅に短縮することに成功

ーー教育に関して、ユニット全体でどのような成果をあげることができましたか?

従来であれば、メンバーが案件を担当するまでには1年ほどの時間がかかっていました。しかし、教育カリキュラムを整備したことで新卒メンバーでも約3ヶ月で案件を担当できるようになりました。

教育がしっかりしていることは当たり前に求められることですが、腰を据えて取り組まないと改善できません。組織の成長に伴って今後もまだまだ改善しつづけなければいけないので継続して取り組んでいきたいですね。

今村俊介さん本文②使用

ーー現状の課題としてはどんなものがありますか?

基本的な知識やノウハウはカリキュラムを整理することで効率的に身につけることができますが、実際にお客様が何を求めているのかを見極めることは非常に難しいです。そのような感覚は知識をインプットするだけでは学べないことが大きな課題でした。

現場感を養うための解決策として、ソリューションユニットのメンバーにはコンサルタントの業務を兼任してもらっています。基本的な知識をインプットしながら、それをアウトプットする機会をつくることで現場感を補うことを目指しています。その結果として、徐々に業務に必要な現場感などは身につけてもらえているのかなと感じています。

メンバーそれぞれが主体的に取り組める環境を整えたい

ーーどんな点を意識してマネージャーとして業務に当たっていますか?

組織全体の成長に関しては、「再現性」という部分を強く意識して取り組んでいます。

なるべく業務が属人化しないように、誰がやっても同じような品質のサービスが提供できるような仕組みづくりを目指しています。メンバーが持っている知識や経験もさまざまで、それぞれの得意分野をうまく共有していくことで組織全体を強くしていこうと考えていますね。

メンバーの育成に関しては、メンバーそれぞれが主体的に取り組める環境を整えることを心がけています。もちろん自分が引っ張らないといけないケースもありますが、何でもかんでも私が教えるのではなく、メンバー自身に考えてもらうことを心がけています。個人的には主体的に取り組めているときが一番成長できると思っているので、メンバーに「これをやって」という指示をするだけではなくメンバーそれぞれの意見を聞くことを徹底しています。

ーーソリューションユニットではどのような人材を求めていますか?

ソリューションユニットが求めている人材は大きく分けて3つの要素があります。

1つ目は、自分の知見や技術力を自ら高めていける人です。
ソリューションユニットは事業部の中でもブレイン的な存在でありたいと思っているので、
自分の知見や技術力を積極的に高めていける人を求めています。

2つ目は、得た知識や経験を組織に還元できる人です。
自分が得た知見を他のメンバーに対して発信し、組織としてもっと良くしようというアクションが取れる人材が欲しいですね。そのような協調性という部分も大事にしたい部分です。ソリューションユニット内だけでなく、他のユニットとの連携を高めていかないといけません。そのため、組織をまたいで動ける人を求めています。

3つ目は、高いヒアリング能力がある人です。
ソリューションユニットではお客様と直接やりとりをするわけではないので、お客様のニーズをコンサルタントや新規クライアントへの提案営業を担当するアカウントプランナーから丁寧にヒアリングすることが必要になります。お客様の情報を自分から積極的に取りにいって、お客様が求めているものをアウトプットしてほしいですね。

今村俊介さん本文④使用

ソリューションユニットに蓄積された知見を社内に発信していきたい

ーー今後の展望について教えてください!

個人的な目標として、人を育てられる人材をつくっていきたいです。ウィルゲートとしても組織を拡大するフェーズにあり、それに耐えうるような組織をつくるためには人を育てられる人材をつくることが必要となります。自分の後継者を育てることは長年の課題でもあったので、そこに力を入れていきたいと思っています。

また、プロダクト責任者として既存のサービスをブラッシュアップすることはもちろん、新しいサービスも積極的に作っていきたいです。ソリューションユニットができた当初は、コンサルティングユニットの下請けのような印象が強いユニットでした。しかし、以前よりも社内での存在感も大きくなり、色んな部署から頼られるようなポジションになってきたのではないかと感じています。ソリューションユニットの成長はウィルゲートのコンサルティングサービスの品質向上に直結すると考えているので、攻めの姿勢は忘れずに取り組んでいきたいです。

ーーそれを達成するための自分または組織の課題は何だと思いますか?

個人的な課題としては、もっとメンバーに業務を任せてメンバーの成長機会を増やしていく必要があると考えています。一時期よりは減りましたが、私がプレイヤーとして抱えている業務もまだまだ多くあります。組織全体のマネジメントや人材の育成により力を入れていくことが今後の課題だと感じています。

組織の課題としては発信する力がまだまだ弱いという点です。ソリューションユニットは事業部の中でも知見が溜まりやすいユニットでもあります。ユニット内だけにとどまらず、ユニット外に対してもメンバーからの発信をより活性化させたいと思っています。ソリューションユニットの知見を全社的に活用できるようなアクションを今後は増やしていければと考えていますね。

自分のまわりにいる人たちの笑顔を守っていきたい

今村俊介さん本文⑤

ーー最後に、今村さんの『will』を教えてください!

自分自身の専門領域をさらに大きくしていき、「この人に聞けばこの領域に関する問題は解決する」と思ってもらえるような存在になりたいと思っています。また、自分自身の知見を広げるだけではなく、ソリューションユニットの組織を今よりも強くしていくために組織マネジメントにもより力を入れていきたいと考えています。

また私には1歳8ヶ月の娘がいるのですが、今まではなかなか仕事と育児の両立が難しい部分がありました。しかし全社的にリモートとオフィスのハイブリッドワークが導入されるようになり、自分を取り巻く環境も大きく変わりました。

会社内もそうですが、家族も含めた身近な人たちが笑顔でいることが自分の活力に繋がるので、自分のまわりにいる人たちの笑顔を守っていけるようにこれからも頑張っていきたいです。

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株式会社ウィルゲート
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